「史上最厳」と呼ばれる『上海市食品安全条例』が２０日に施行された。上海市食品·薬品監督管理局の張準民副局長は記者に対し、「厳格な法律を厳格に執行するため、２１日、上海市１６区の市場監督管理局と上海市食品·薬品監督管理局の法律執行総隊は、スーパーや飲食店及びオンラインデリバリーのプラットホームを検査した。」と述べた。

　オンラインデリバリーは新興の業態であるため、食品安全管理上の問題であったが、今後は『上海市食品安全条例』が監督管理部門の法的根拠となる。新条例では、オンライン食品の取引には、第三者のプラットホームによる食品安全管理制度を設けなければならない、と定めている。したがってこれからは、監督管理部門の経営許可情報が守られているかどうかや現場チェックなどといった検査が、オンライン食品の経営者に対して行われることとなった。

（編集：兪静斐）