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上海

上海市工商局はユニクロを含む2016年消費者権利侵害ケースを公開

2017年3月14日 17:28
 提供:東方ネット 編集者:範易成

 東方ネット14日付:上海市工商局はこのほど、2016年の消費者権利侵害ケース10件を公表した。この中に日本の大手アパレル企業のユニクロが、公正条例違反のケースの一つとして含まれている。

 公表によると、ユニクロが上海青浦に設立した店舗において、「ベルト、サンダル、眼鏡、幼児服などの商品は返品不可」という一文が消費者に断りなくレシートに書かれてあったり、レジカウンターに貼ってあり、これが公正の原則に違反しているとされた。またこれは中国国家工商行政管理総局が発布する「合同違法行為監督処理弁法」にも違反しているので、青浦区市場監督管理局では当社に対する行政処罰を決定した。

 企業側は消費者との形式的条約の提携によって、企業側の責任を軽くしたり消費者側の責任を重くして、消費者の利益を一方的に害すると考えられる。消費者はこのような行為に遭った場合には関連部門に随時通報することができる。

(編集:範易成)