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上海の第三次産業重視は日系企業の発展と矛盾しない

2017年 3月 14日9:08 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 「上海市の2016年の域内総生産(GDP)は前年比6.8%増の2兆7,466億1,500万元(約45兆7,500億円)だった。うち第三次産業重視は70%を占めていた」…。

 上海市人民政府副市长陈寅は9日午後、同市役所で上海市白玉蘭受賞者と会見した際に、上海の経済·社会発展を詳しく紹介した。

 その後、白玉蘭栄誉賞の受賞者であるYKK(中国)投資有限公司の総経理·俣野隆氏は本ネット記者のインタビューに応じて、「上海の第三次産業重視は日系企業の発展と矛盾しない」と表明した。

 「中小企業を無視してはいけない。たとえば、目に見えるファスニング事業は小さいが、日常生活に欠かさずにすることが出来ない。上海市民の衣服や鞄製造に必要なファスナーを内陸から運んでくるわけには行かない」。俣野氏は自信満々。

 そこから30年以上にわたって中国の経済成長を見続けている上海華鐘投資コンサルティング董事長、総経理古林恒雄氏は同様の見方を示してくれた。

 「きょう、上海旧工場街·楊浦区を見学したが、十数年前と比べてみると、驚異的な発展を成し遂げた。第三次産業転換によるところが大きいからだ。魅力に満ち溢れており、期待されている町だ」と古林氏はいう。

 白玉蘭は中国語で白もくれんを意味し、上海の市花として市のシンボルでもある。1989年1月18日、18名の外国人経済学者、教育者等の専門家に上海市人民政府が授与した白玉蘭銅質記念碑が原型となり、1993年に創立された。毎年1回上海市政府のゲストハウスで授与式が行われ、受賞者には名誉市民の称号が与えられる。

  (章坤良 写真も)