３月５日は雷鋒の精神に学んで人助けする記念日だが、このたび２０１６年の上海ボランティア状況が発表された。これによると、２０１６年１２月３１日までに上海で実名登録したボランティアは２６０万人以上で、ボランティア組織の数は２.２万以上と発表された。そして登録している半数以上が「必要としている人の助けになりたい」と考えており、４分の１は「必要があればいつでもボランティアとして働く」と答えた。今後については、９４％以上がこれからも引き続き活動に参加したいと答えた。

　２０１６年のボランティア活動のトップ３はお年寄りの手助け、交通整理、環境保護で、割合はそれぞれ３１.１％、２６.６％、１９.５％だった。

　また、市民のボランティアサービスに対する認知度と期待値も高かった。半数以上の市民がボランティアサービスを受けたいと答えた一方、８６．８％がボランティア活動に参加したいと答えた。そしてボランティアとして登録している人の現在の活動に対する満足度、並びに市民のボランティア活動に対する満足度では、いずれも９割以上の人が満足していると答えた。