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上海万博博物館が3月末までに完成、5月にオープン

2017年 2月 27日17:02 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 万博の歴史と記憶を一堂に集める上海万博博物館が、3月末までに完成することが分かった。建設を請け負っている上海建工四建集団によると、2013年12月の着工から3年、主な建物はすでに完成して、現在は内装や清掃などといった仕上げの作業が進んでいるという。

 同博物館は上海市政府と国際展覧局による共同事業で、世界で唯一の、万博をテーマとした博物館である。これまでの160数年にわたる万博の歴史や、それぞれの万博について紹介するが、特に2010年上海万博の盛況を詳しく紹介する内容となっている。

 この博物館は黄浦江岸の元中国2010年上海万博浦西エリアに建設され、万博エリア文化博覧エリアにおける初の建築プロジェクトである。敷地面積4万平方メートル、建物の総面積約4.7万平方メートル(地上3.2万平方メートル、地下1.5万平方メートル)、高さ34.8m(地上6階、地下1階)となっている。

 建物は歴史、瞑想、永久を象徴する「歴史の谷」と、未来、開放、瞬間を象徴する「喜びの雲」をイメージコンセプトとして作られている。「歴史の谷」はメインの建物、「喜びの雲」はセントラルガーデンの中央部に設けられ、これらは空中廊下で陳列室、公共エリア、屋上ガーデンなどとつながっている。