PC端末|中国語|English

上海

「中国大学ランキング」発表、上海の9校がトップ100にランクイン

2017年2月27日 17:01
 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 27日、軟科は2017「中国大学ランキング」を発表した。これは中国で総合実力が高い大学の順に500校を選出するもので、清華大学、北京大学、浙江大学がトップ3位、次いで上海交通大学、復旦大学、中国科学技術大学、南京大学、華中科技大学、中山大学、ハルピン工業大学が4~6位にランクインした。

 「中国大学ランキング」の評価システムは、大学運営の判断に用いられる重要な指標だ。学生の入試成績、卒業生の就職率、論文の数と質、成果につながった収入などで決められ、ランキングは大学間の競争的地位に大きく影響する。今年はこれまでの人材育成、科学研究、社会貢献の3つの観点のほか、初めて国際的評価を導入し、留学生の比率も考慮された。ランキングの創始者である程瑩博士は、「中国の総合的国力の向上に伴って国家の文化的影響力も強くなり、多くの外国人留学生が中国で高等教育を受けるようになってきた。留学生の比率は大学の国際化発展水準を評価する基本指標であり、これで各大学の国際的名声及び国際的教育環境を提供する能力を判断できる」と述べた。

 「中国大学ランキング」の評価対象は、教育部が発表する中国一般高等学校のリスト(2015年5月21日発表)の1216の本科大学で、内訳は国公立大学793校、私立大学140校、独立学院283校となっている