２３日、『２０１６年上海重大文化活動国際影響力評価報告』が発表された。同報告で、上海国際映画·テレビ祭がアジア一流、国際影響力のある文化活動として認められた。上海国際芸術祭、上海サマー音楽祭など知名文化ブランドはこれまでもずっと市民の文化素養、都市文化魅力の向上に良い役割を果たしてきたが、報告はこれを裏付けるものである。

　同報告は上海外国語大学中国国際民情研究センターより発表された。これによると、上海国際映画·テレビ祭は、海外メディアを通じて８種の外国語で４００本のニュースが発信された。これは２０１６年のカンヌ国際映画祭の５００数本の報道総数に近いものだ。映画祭の参加者に対するアンケートでは、６２％が上海国際映画祭の影響力は、ベルリン国際映画祭、日本東京映画祭、プサン映画祭に匹敵すると答えた。また８０％は上海国際芸術祭が上海の国際イメージと国際影響力の向上に貢献していると答えた。

　このほか報告では、上海国際バレエ大会、上海アイザック·スターン国際バイオリン大会などプロフェッショナルな大会も上海文化の競争力とソフト実力を向上させるものと述べられている。