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2016年、上海のPM2.5濃度が45㎎/㎥に低下、環境が改善

2017年 1月 12日16:10 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 『労働報』の報道によると、昨年、上海の空気中の微粒子(PM2.5)の濃度は45㎎/㎥で、昨年より27.4%減少し、PM2.5、SO2、PM10、NO2の年間平均濃度も、これまでの最低記録となった。上海市環境保護局によると、昨年の上海の環境は全体的に良好で、近年で最も改善状況が明らかな1年間となった。

 データによると、上海の空気質指数(AQI)が優良だった率は75.4%で、2015年より4.7ポイント上がった。大気汚染の日数では49%の主要汚染物質がPM2.5、9%がオゾン、11%がNO2、1%がPM10であった。2015年と比べて優の日数では23日、良の日数では5日それぞれ増加し、汚染日は逆に17日減少した。

 人々の関心を集めるスモッグ問題に関して、上海市環境科学院大気所の所長は、「排出源のリスト及び大気質量のシミュレーションを見ると、2016年は広域の汚染物移動が昨年より明らかに減少した。移動の25%~30%は外地から上海に向けたものだった。上海の主要な汚染排出源は、工業燃焼、工業プロセス、交通、粉塵、そして生活ごみである。」と語った。

(編集:兪静斐)