９日に上海城投集団が明らかにしたところによると、アメリカのシカゴで現地時間１１月３日に行われた世界高層ビル·都市居住協議会（CTBUH、Council on Tall Buildings and Urban Habitat）の第１５回CTBUHベスト高層ビル賞の席上、上海タワーが２０１６グローバルベスト高層ビル賞を授賞したとのことである。

　CTBUHベスト高層ビル賞は、世界の著名な建築事務所の専門家で構成される審査委員会によって選ばれるもので、今回の審査には世界２７か国と地区の計１３２棟の建築が参加した。会議ではまず２０１６年の地域ベストが発表された。今回選ばれたのはそれぞれ「上海タワー」（アジアとオーストラリア）、VIA57ウエスト（アメリカ大陸）、ザ·ホワイト·ウォールズ（ヨーロッパ）とザ·キューブ（中東とアフリカ）であったが、その中で最後に「上海タワー」が最高賞に輝いた。

　受賞理由として、超高層ビルは都市と文化に何らかの貢献が可能であるが、上海タワーはそのモデルとして秀でていること、そしてビルの存在がその国の超高層ビルに対する見方を変えるほどの影響を与えたことである。上海タワーは上海が持つ現代的大都市のイメージを世界に知らしめる最新のシンボルであるというだけでなく、建築のイノベーションが文化的意義を認められ、どのように認識されるべきかという点において新しい方向を示唆するものとなっている。上海タワーのデザインは力に満ち溢れながらも優美であり、このような建築はどんな場所のスカイラインともエレガントに融合できる。

（編集：曹　俊）

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