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第5回アジア中東国際フォーラムが上海で開催

2016年 9月 26日9:05 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

      

  2016年9月24~25日、第5回アジア中東国際フォーラムが上海外国語大学で開催された。今年のテーマは「グローバル視野における中東の地域ガバナンス」で、上海外国語大学中東研究所とレバノン·アラブ統一研究センター、中国中東学会、上海国際問題研究院外交政策研究会、上海社会科学院西アジア北アフリカ研究センター、上海大学トルコ研究センターの共催で行われた。

 2016年9月1日までに組織委員会に対して計160通余の参加申請があり、うち全文の申込みは81通あった。最終的に、中国、アメリカ、ロシア、日本、インド、イギリス、フランス、オーストラリア、エジプト、イラン、アラブ首長国連邦、スーダン、レバノン、トルコなど24カ国·地域のゲスト118人(国内の研究者77人、海外の研究者41人)の参加を決定。この他、学界、メディアなどの分野からも約30人参加した。


   挨拶する上海外国語大学校長の曹徳明教授 

 エジプトとアフリカ学会秘書長、元AU秘書長補佐のアハマド·ハガイ大使、ヨーロッパ中東学会のティム·ニブリック副会長、レバノン·アラブ統一研究センターのハイル·エル·ディン·ハシーブ主席、ロシア科学院アフリカ所長のアレクセイ·ヴァシリェフ氏、元中国駐サウジアラビア大使の李成文氏、中国中東問題特使·元中国駐トルコ大使の宮小生氏、元中国駐カタール大使の高有禎氏など、多数の専門家が出席した。

 中東は人類文明の揺りかごであると同時に、近代世界の問題が集中している地域でもある。中東各国は改革、発展、安定そしてモデルチェンジなど各種のチャレンジに直面している。今回のフォーラムでは政治、安全、軍事、経済、社会、文明など、グローバル視野における中東の地域ガバナンスが深く論じられた。

 異なる国家と地域から参加した研究者が、それぞれの宗教、社会、文化を背景に行った比較研究を通して、中東の平和と発展のために知恵と力を提供した。

 上海外国語大学は世界一流の外国語大学を目指して1949年に創立された。グローバルの視野と高度な文化的素養を養い、イノベーション精神と実践力、またしっかりした語学力で異文化交流に優れた能力を発揮できるハイレベル国際型人材を育成する一方、地域および国別研究の新型シンクタンクの建設にも全力を尽くしている。


(編集:兪静斐)