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2016年 8月 23日17:03 提供:東方ネット 編集者:兪静斐
先週、在上海日本総領事館で、毛丹青氏の特別講演会が開催された。
毛先生は1987年に日本に移住し、日本での暮らしは30年に及ぶ。日中両語のバイリンガル作家であり、翻訳家、大学教授、そして日本情報専門誌「知日」の主筆でもある。ここ数年は日中間を行ったり来たりして、両国の文化交流につとめたり、また莫言、余華などの作品を日本に紹介している。
毛先生は講演で自分が理解した日本文化を紹介するとともに、中国人の日本に対する「理解」は、より深い「閲読」になり、知識から知恵へ転換する時代に入ったと話した。
その後、友人である復旦大学歴史学部の銭文忠教授と日中の異文化について対談し、両国の人々の生活や知恵をもっと豊かにしたい、と熱く語り合った。
最後に、イベントに参加した読者からお二人にたくさんの質問が出された。例えば外国の文化にどう融合するかとか、日本のアニメが非常に流行している理由は何かなど、会場の雰囲気は大いに盛り上がった。
今年3月、日本滞在歴を持つ中国人や留学生などの実体験に基づいて日本文化を描く雑誌「在日本」を創刊した。「在日本」は日中両国の交流を深めることで、体験を通じて人々がより深くつながっていく新しいメディア活動体である。