ネット有名人といえば、日本の熊本県の営業部長兼しあわせ部長である「くまモン」はその代表のひとりだ。中国にも数多くのファンがいる。２６日午後、上海金展広告有限会社と愛佳動漫などの主催によるくまモンファンイベント（酷ＭＡ萌見面会）が上海グローバルハーバーで開かれ、約千人のファンが足を運び、部長と直接ふれあって楽しく交流した。

　イベントの前日に武漢や杭州から来たファンもいて、２６日の朝、会場の前にはすでに長蛇の列ができた。午後になりくまモンが登場すると、ファンたちはいっせいに席から立ち上がって大きな拍手で迎えた。イベントでは抽選で選ばれた２０組のラッキーファンがステージに上がり、部長と写真を撮った。熱烈なファンたちはくまモン部長と少しでも長く一緒にいたいとあの手この手で引きとめようとし、部長もファンと壁ドンをするなど、会場は大いに盛り上がった！

　部長は熊本地震復興を支援してくれたファンたちに感謝の意を表し、深くお辞儀をした。そして最後にファン待望の「くまモン体操」のパフォーマンスを披露し、会場をあとにした。

　上海金展広告有限会社の戎海東総経理は、今年５月２０日に熊本県の許可を取り、上海グローバルハーバーで中国初のくまモンオフィシャルグッズの商店を開店したと述べた。現在、約４００点の商品を販売しているが、７月末まではさらに多くの商品を取り揃える予定で、インタラクティブ体験エリアも設けて写真撮影も可能にする。将来は上海のくまモンカフェ、くまモンラーメン屋などの開店も計画中だそうである。

（編集：兪静斐）

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