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2016年 6月 20日16:49 提供:東方ネット 編集者:範易成
16日夜、『アップルシード:アルファ』が第19回上海国際映画祭で上映された。監督の荒牧伸志氏は観客に混じって映画を鑑賞した後、ステージに登場し、ファンたちと親しく交流して制作のエピソードなどを語った。
荒牧監督は舞台に上がって初めに上海の観客のマナーについて、最後まで映画を見てくれる人はとても珍しいと賞賛した後、映画制作中のエピソードを話した。
戦争物語なのに、なぜ主人公デュナンの服装はああなのか、という疑問に対しては、デュナンはかなり露出度が高いように見えるが、実はこれでも修正後のバージョンなのだ、と述べた。最初のキャラクターデザインの時には、腕や足はもっと露出していた。しかし原作者の士郎正宗氏はこれを見て、「違うだろう」と言ったので、その後で肩掛けなどをどんどん付けて、今のデュナンになってしまったという。
また、CGアニメの制作について、CGだからこそ国境を越えることができると話した。たとえば、本作の背景は未来のニューヨークであり、今日のデュナンのコスプレーヤーが中国人で、一方ブリアレオスのコスプレーヤーが日本人であっても違和感は全然ない。想像したものを存分に表現できるのはCGアニメの特徴だと語った。
さらに次の作品については、現在『アップルシード:アルファ』のCGスタッフと制作中で、来年公開予定だと発表した。
『アップルシード:アルファ』のあらすじ 舞台は大戦により文明が崩壊した近未来。人間とサイボーグが共生するNY市に、元SWATのデュナンと、全身をサイボーグ化した恋人·ブリアレオスが流れ着く。生きていくために、二人は何をすればいいのか。
文明が壊れた世界で、サイボーグと人間はどのように生き、そして愛を語るのか。生々しいほどリアルなSF作品、公開!!
(兪静斐 写真も)