ようこそ、中国上海!
エコで未来を共有

Home >> 新着 >> 上海

「神戸牛肉」がフルーツの名義で税関申告 上海で10倍値上げして販売

2016年 5月 16日10:03 提供:東方ネット 編集者:曹俊

  『労働報』が報じたところによると、神戸牛肉が好きな人は少なくないが、2010年に日本で口蹄疫が発生した後、中国は日本牛肉の輸入を全面的に禁止した。不法商人らは非法ルートで、1キロ5~7ドル(約33~45元)で入荷した日本牛肉を中国に密輸した後、1キロ300~600元で販売した。11日、6人の被告が上海市第三中級法院で判決を受けたが、そのうち、一人が日本籍だ。

公訴人によると、これらの牛肉は日本の横浜から出発し、カンボジア、タイを経て、ラオスに運ばれた。さらに、「フルーツ」の名義で、中国雲南省で税関申告した。その後、昆明から上海に送られ、販売された。これらの日本牛肉の産地は日本の鹿児島、茨城、宮城、千葉、福島などだ。

  2013年6月、日本人の山内秀介、重石真秀(別に処理)は中国国内で、日本の口蹄疫発生区から密輸した牛肉を不法に販売し、利益を得た。数回の計画を経て、楊某(別に処理)など数人は日本牛肉を数回で中国国内に輸入した。上述の3人が中国国内で、上海万龍食品有限公司を設立して、日本牛肉の貿易をした。同社営業部の日本人の寺某は上司の指令を受けて、不法に販売した。

  販売金額について、被告の楊某は1200万元以上、徐某は230万元以上、範某は25万元以上の牛肉を販売した。また、顧某は寺某など数人の不法販売行為をした上に、倉庫で牛肉を貯蔵し、販売金額が240万元以上となった。このため、6人の被告人は安全基準に符合していない食品を販売した容疑があり、検察機関の起訴で、大部分の犯罪事実を認めた。一部の被告人は販売金額など詳しいことに異議があり、この点について法廷は判決をしない。

(編集:曹 俊)