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花火禁止令:春節期間の花火·爆竹の売上は去年の十分の一

2016年 2月 14日15:50 編集者:水田理沙

 「労働報」の本道によると、2016年、申年を迎えた年越しはもっとも静かな春節になった。今年は初めて花火·爆竹の禁止令が出た年となり、外環線内ではこの「禁止令」通り、基本的に花火や爆竹は0だった。外環線外では例年よりも爆竹や花火が行われたのは明らかに減ったようだ。今年消費された花火·爆竹は62.1トンで、同年比の8倍未満だった。今年の春節期間に消費された花火·爆竹の売上も去年の十分の一という結果になり、“禁止法”は大いに成功だったと言える。

 今年の春節では180ヶ所で1500箱の花火·爆竹が回収された。環衛部の統計によると、大晦日と正月5日目に集められた花火および爆竹のごみは62.1トンで、それらすべてのごみは外環線外で集められたものだった。この数字は同年比よりも8倍以上下回り、空気の質も良好に保たれた。

 大々的な“禁止令”の宣伝と同時にそれぞれの部署の厳しいコントロールにより、効果は抜群だった。春節の前には、市の消防部門は外環線外では87枚の花火·爆竹許可書を発行していた。しかし、今年の消費量の数字からも見えるよう、今年の売上の7891箱は去年の9万箱と比べても十分の一にも満たない。

 さらに、花火·爆竹の販売店では厳しい検査や監視が行われ、購入にも顧客の実名を必要とした。外環線内の身分証を持つ市民に対し、消防部は追跡をし、外環線内での花火·爆竹は違法と言うことを確認させた。

 春節以降の外環線外で引き続き花火·爆竹販売許可書を発行するかは現在思考されている。