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2015年 11月 25日17:51 編集者:章坤良
新疆ウイグル自治区の少数民族
新疆維吾爾(ウイグル)自治区成立60周年を記念し、中国人写真家の馮学敏氏と日本人写真家の佐藤憲一氏が撮影した新疆ウイグル自治区の風景写真展「新疆印象」が、12月1日(火)から12月4日(金)にかけて、東京中国文化センターで開催される。
今回展示される作品は60点で、中日の両写真家が5000キロの道のりを車で駆け抜けながら、その道中に彼らの目に映る新疆の姿を捉えたものである。このうち一部は馮氏が2013年8月に撮影したもの。両氏は「新疆印象」写真展を開催する前に、「 新疆ウイグル自治区設置60周年という記念すべき年に際し、東京中国文化センターにて写真展が開催されることは、私たちにとってこの上ない喜びです」と挨拶し、「これらの作品を通して、より多くの日本国民の皆様方に新疆の文化·民族·風習を知って頂き、中国と日本の民間文化交流が促進されることに、微力ながらお役に立てればと望んでおります」と述べた。
同自治区は47の民族と2000万人を超える人口を有し、古代は「西域」と呼ばれていた。その広大な土地は中国全土の6分の1を占め、8つの国と国境を接する中国一国境線が長い地区である。雄大な山脈や広大な砂漠、美しい高山の湖、そして国内外で名を馳せるシルクロードの名勝旧跡。古くから東西文化の交錯地であったこの地は、多民族、多元文化が共存する「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の重要な地域となった。
(以上4点、撮影:馮学敏)
(以上2点、撮影:佐藤憲一)
(編集:章坤良)