満開の野花を鑑賞し、柑橘類を味わい、秋の深まる落ち葉を探しに……上海市内の公園の中でも早くも秋の行楽モデルを始めた濱江森林公園内では、秋季全体にわたる「濱江秋の行楽シーズン」がベストシーズンを迎え、「秋との約束を果たす」市民を大歓迎。秋の花々や景色、森林でのスポーツ、柑橘狩り、野外バーベキューなどの一連のイベントを開催し、入園者に自然の中で視覚、聴覚、臭覚、味覚の体験宴を表現する。

上海の中に広がる草原花畑の一大風景

  今年の草原·花畑景観の新しい見どころは、4万平方メートル以上の様々な色に咲き誇るヒャクニチソウ、コスモス、ヒマワリなどで、広い花畑には見ごたえのある風景が広がり、小道を曲がると更に格別な美しさで待っている。西区大大草坪（大芝生）は約3,000平方メートルにわたるコスモスが来週にも満開を迎える。西区バリアフリーガーデン付近の川縁には初めて2,500平方メートルの背高ヒマワリが植えられ、黄金に輝くヒマワリが花を開き、周辺の高木林と融合している。

林の中でのバーベキューと柑橘狩りを満喫

  濱江森林公園といえば、バーベキューに直行！という入園者もいる。固定されたバーベキュースポットは濱江岸線付近にセッティングされ、環境保護の要因を考慮して、園区のバーベキューは統一したバーベキューコンロと無煙炭を提供している。更に、バーベキュー用の食品スーパーマーケットも開設され、入園者は食べたいものを自由に選べる。9月15日から12月15日までの営業日、一連の商業遊園恵民サービスプログラムを用意し、2つの遊園アトラクションの半額優遇、園内のバーベキュー割引イベントなども実施している。濱江森林公園は市内から最も近い柑橘狩りスポットとあって、2,000本以上の柑橘類の木が栽培されている柑橘園があり、毎年10月下旬には、濱江柑橘狩り祭を開催している。

自然クスノキ林内に「ツリーハウス」を設置

　　濱江森林公園は森林に一級歩道があり、常にウォーキング·ジョギングファンに人気の場所である。

　　今年10月15日は第32回白杖の日（国際盲人デー）。同公園では公益組織と連携して10月17日「YOLO RUN愛のため走ろう」盲目児童ドリームプラン1,000人の思いやりジョギングキャンペーンを開催する。現在、すでにウィーチャット（微信）上でエントリー中。更に10月24日、「低炭素小衛士（ボディーガード）の濱江環境保護ツアー」と題した一連のイベントを引き続き開催。また、10月は「ファミリー親子公益体育キャンペーン」なども行われる。9月29日は濱江ペットイベントも開催。中秋のベストシーズン。市民は秋の景色を観賞しながら愛犬たちと散歩を楽しんでみては。

  濱江森林公園の関係責任者は、次のように説明した。「我々は園内に自然保護コーナーを設置し、最大限で自然や野外の様子を保ち、同時に自然を身近に感じてもらうため、広い空間を設けたと説明。園内のクスノキ林は、ほぼ自然のままの状態を保留し、今後、ここツリーハウスを建てて、ミニ鉄道を開通する予定で、市民に自然に触れ、心身ともにリラックスしてもらいたい。」

Tips

10月1日から10月6日、同公園は恵民フラワー観賞専用バスを運行する。地下鉄6号線「港城路駅」外、地下鉄3号線「水産路駅」2号出口外において、フラワー観賞専用バスに乗車し濱江森林公園（浦東新区高橋鎮凌橋高沙灘3号）に直行することができる。始発·最終バスの運行時間は8:00-17:30。

中秋節と重陽節（旧暦9月9日で敬老の日にあたる、今年は10月21日）ももうすぐ。「上海濱江森林公園」のウィーチャットに注目し祭日の祝賀イベントに参加しよう。10月1日から、同公園のウィーチャットプラットフォーム上では「濱江秋の風景ウィーチャットフォトコンテスト」（濱江秋景微撮影）を開催する。