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上海を始め長江経済ベルト計画が近く発表へ

2015年 9月 30日16:42

上海を始め長江経済ベルト計画が近く発表へ

上海

 上海を始め「長江経済ベルトの発展戦略計画綱要」は年内にも発表される見通しだ。上海のほか、江蘇、浙江、安徽、江西、湖北、湖南、重慶、四川、雲南、貴州の11省·直轄市を網羅。人口とGPD(域内総生産)は全国の40%以上を占める。

 「計画綱要」の大枠が出来上がっており、「十三五計画(第13次5カ年計画、2016~20年)」に先立って発表される可能性が大きいとみられる。中国の東部、中部、西部を貫き、北部と南部を結ぶ長江経済ベルトは、中国経済の「背骨」と例えられている。沿海、沿岸地域から内陸部まで、長江経済ベルトが東·中·西部の開発を連動させる役割を果たす。

 三大経済戦略の一環として、すでに正式に発表された「京津冀」(北京市、天津市、河北省)の一体化発展戦略と同様に、「長江経済ベルトの発展戦略計画綱要」は向こう数年にわたって中国で最も重要な地域発展戦略となる。

 長江経済ベルト発展戦略の推進にともない、エリア内で巨額な投資が生まれる。長江経済ベルトエリアの人口は6億人に上り、域内GDPが全国の45%に相当する。ある機関は、今後の投資額が数兆元に膨らむと試算。


(編集:章坤良)