中国の鉄道は日本同様、快速、特別快速など停車駅の多少により種類が区別されています。 最近では新幹線並みの新型列車も増え始めており、サービスも充実。 何より、車窓から眺める雄大な中国の景色は見る価値大です。 座席は普通席（硬座または二等席）とグリーン席（軟座または一等席）の二種類があります。 近年は発券のオンライン化が進み、利便性が向上しています。 2011年6月1日の乗車分より、特急·快速列車（頭文字「Ｇ」「Ｄ」「Ｃ」列車）の乗車券は、実名制による販売が開始されました。 乗車券の購入時に乗客の実名登録が義務付けられました。乗車券には乗客の名前と登録証明書の番号が記載され、 乗車の際、購入時に使用した登録証明書の提示も必要となります。購入時と乗車時の証明書は同一物でなければ乗車できません。 登録証明書については、身分証明書や戸籍簿、パスポートなど23種類の証明書が認められます。 また、外国人の場合、パスポートや外国人居留証、外国人出入境証、外交部発行の外国人身分証明書などが使用できます。

　鉄道の乗り方

　1．切符を買う ※頭にＧ，Ｄ，Ｃの付く列車は身分証明書の提示が必要です。 　

　上海駅の当日切符売り場は、南口の右手に。 事前（１０日前から予約可）に旅行代理店やホテルのツアーデスクで購入できます。 中国語や筆談にトライするなら駅の窓口へ行ってみましょう。

　2．改札から座席へ 　

　改札が始まると、待合スペースの電光板に表示されます。（英語表記あり） 乗車口で車掌に乗車券を見せ、列車に乗り込みます。 　3．下車 　

　乗り過ごさないように、注意しましょう。 乗車券を見せ、駅を出ます。

　列車の種類

　高速鉄道 列車番号の頭にＧがつきます。主要都市間を結ぶ最も速い列車

　新幹線（動車） 列車番号の頭にＤがつきます。上海と主要都市を結ぶ列車

　直達特快列車 列車番号の頭にＺがつきます。目的地まで直通の列車

　直通特快列車 列車番号の頭にＴがつきます。長距離列車

　快速列車 列車番号の頭にＫまたはＮがつきます。中距離向け列車

　旅客列車（普通） ほぼ各駅停車の列車

　座席の種類

　硬座 二等席

　軟座 一等席

　硬臥 二等寝台

　軟臥 一等寝台