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上海ディズニーランド来年春にオープン 目玉のカリブの海賊区が公開

2015年 11月 18日14:23 提供:チャイナネット 編集者:範易成

  上海ディズニーリゾートが2016年春にオープン予定だ。7年をかけて作られた、世界初となる「カリブの海賊」をテーマにしたエリアが最大の目玉となっている。これはウォルト·ディズニー·カンパニー傘下の映画シリーズ「パイレーツ·オブ·カリビアン」に基づくテーマランドで、世界初の様々なインタラクティブな娯楽とテクノロジー体験を味わうことができる。

  上海ディズニーリゾートの設計チームによると、このエリアは「トレジャー·コーブ」と命名され、上海ディズニーランドの6大テーマランドの1つ。傑作として名高い「カリブの海賊――失われた財宝の戦い」の景観が見られる。

  「失われた財宝の戦い」の外観は、カリブ海岸に建つトーチカを模している。その内部では、漂流船に乗り込んで冒険を楽しむことができる。ジャック·スパロウ船長に率いられながら、特殊なシステムの船に乗って、映画に出てきた2艘の海賊船の激闘シーンを体験することができる。

  「失われた財宝の戦い」では、大型マルチメディアの円天井に、複雑な照明効果を背景に、豊富な人物シーンが見られる。世界のディズニーランドの中で最新の設計となっている。

  WED Enterprises上海クリエイティブ執行責任者である墨葭淵氏によると、海賊というテーマはディズニー王国において長い歴史を持つという。1960年代、ウォルト·ディズニーは自ら、アメリカ本土のディズニーランドに海賊の娯楽プロジェクトを設計した。今回、アメリカ側が「カリブの海賊」をテーマにしたエリアを上海に作ることにした背景には、綿密な市場調査があった。ディズニーチームは長い時間をかけ、全く新しいソフトウェアを開発したのだ。

  同氏はまた、世界のディズニーチームは最近、アメリカやフランス、日本のディズニーリゾートにある海賊のテーマランドから水のサンプルを中国に持ち込み、先日正式に上海ディズニーランドの「カリブの海賊――失われた財宝の戦い」にある池に注入したことを明かした。ディズニーの伝統の継承と、世界の異なる場所での文化に対する尊重、ウォルト·ディズニー氏への敬意が込められている。

  「トレジャー·コーブ」には、「丸木舟の探検」、「水難の船」、「リベンジャー号の冒険」など様々なアトラクションがあるほか、1200名収容の「スタントシアター」や各種シーフードレストランなどがある。劇場では「ジャック船長のビックリ大冒険」を鑑賞できるが、これは上海ディズニーランドだけに考えられた世界初の演目である。