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「中国は地域の安全と安定に重要な役割」英IISS上級研究員

2018年 6月 1日10:12 提供:新華網日本語

「昨年から今年にかけ、朝鮮半島の核問題から南中国海情勢まで、地域の安全情勢に顕著な変化が起こったが、中国は地域の安全と安定に重要な役割を果たしている」。英国際戦略研究所(IISS)のアレキサンダー・ニール上級研究員はこのほど、新華社の独占インタビューを受けた際、こう述べた。

6月1~3日にシンガポールで開催される第17回アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)に主催者のIISSのメンバーとして参加する同氏は、地域安全と安定の擁護における中国の重要な役割を高く評価した。

また、朝鮮半島核問題と米朝首脳会談は同会議で間違いなく重要なテーマとなり、中国のこの問題における政策と立場は、現在の半島情勢の改善に重要な役割を果たしていると述べた。

南中国海問題について同氏は、地域の国々は問題を大きくすることは解決の助けにならないことを理解していると指摘し、昨年マニラで開催された東アジアサミット(EAS)において、中国政府が「南中国海行動規範(COC)」の草案作成に向けた協議を行うことを約束したことは、信頼を構築する重要な行いであり、情勢緩和を促す重要な一歩だとの認識を示した。

同氏はさらに、安定と発展との関係に関する中国の論述に賛同し、「中国は、地域安全の枠組みの構築は地域経済の枠組み構築と協調しつつ互いに促すべきだ。この点からみると、中国が地域内の国々と『一帯一路』を共同で建設し、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の達成推進に努めることは、地域発展への貢献だけでなく、地域安全への貢献でもある」と述べた。

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