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中国は世界と発展のチャンスを共有

2017年 11月 21日10:09 提供:新華網日本語

米ニュース雑誌『TIME』アジア版最新号の表紙が味わい深い。中国の国旗である五星紅旗を象徴する赤と黄色の背景に、中国語と英語で「中国は勝った」と書かれている。『TIME』が創刊されて以降、中国語と英語の2つの言語が表紙に使われるのはこれが初めてだ。

記事では中国が経済、政治、社会などの分野で達成した誇らしい成果が列挙され、現在の中国の政治経済の制度は、第二次世界大戦後に世界を主導してきた米国モデルと比べて更に整い、ひいては更に持続可能であるとしている。

このほど、中国社会科学院と中国国際経済交流センターが主催する「中国共産党第19回全国代表大会:中国の発展とその世界的な意義」国際シンクタンクシンポジウムが北京市で開催された。30カ国以上のシンクタンクの学者や政界の要人数百名がここで熱い議論を展開した。

  中国共産党はどんな正しいことをしたか

中国の変化について、ボアオ・アジアフォーラム理事長である日本の福田康夫元首相は、30年以上前に北京市の長安街で見た光景をまだ覚えていると語った。「自動車はとても少なく、至るところに自転車の列があった」。福田康夫元首相は、「今はもう昔と比べものにならない。中国は10年間で2万キロメートル以上の高速鉄道を建設した。このようなスピードと効率は日本をはるかに超えている」と述べた。

中国は社会主義市場経済の道を歩むことを堅持し、経済成長率の「ギアチェンジ期」に冷静に対応し、世界経済への寄与率は30%を超え、世界経済の「バラスト石」および「推進装置」となった。

世情、国情、党の情況の変化に立脚し、異なる現代化段階のニーズに基づく指導思想の内包と外延の開拓は、西側諸国の現代化モデルを単にそっくりまねるものではなく、中国共産党による国家の現代化推進のキーポイントだ。

  中国の勝利は世界の勝利

「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」構想の実施、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立、シルクロードファンドの設立、第1回「一帯一路」国際協力サミットフォーラム、APEC非公式首脳会議、G20杭州サミット、アモイ市でのBRICS首脳会議…中国はグローバルガバナンスの参加者からトップランナーへと徐々に変化し、グローバルガバナンスが新時代に入ることを推進している。

『TIME』は、中国の世界への影響力について次のように評価している。「今はどの国も世界の政治経済の規則を制定するだけの十分な影響力を持っていない。協力パートナーとライバルに同時に最大の影響を与えることができる国に賭けなければならないとしたら、中国に賭けるのが賢明な選択かもしれない」。

「中国が発展すればするほど、世界にもたらすチャンスと貢献はますます大きくなる。中国の発展・進歩は世界の発展・進歩であり、中国の勝利は、世界の勝利だ」と記事は述べた。

  中国の発展は世界に何をもたらすか

新中国の成立以降の歴史と経験は、一つの素朴な道理を明らかにした。すなわち、「大きく開放すれば大きく発展する、小さな開放では小さな発展しか得られない、開放しなければ発展しない」。国務院発展研究センター対外経済部の趙晋平部長は、GDPが世界第2位の新興経済大国として、開放は中国自身発展のニーズであり、世界の経済成長にも新たなチャンスをもたらすと述べた。

中国市場は今後15年、更に拡大し、輸入額は24兆米ドルに達し、対中直接投資は2兆米ドル、中国の対外投資総額も2兆米ドルに達する見通しだ。来年には上海で第1回中国国際輸入博覧会が開催され、各方面が中国市場を開拓するための新たなプラットフォームを構築する。

中国共産党第19回全国代表大会の報告は、各国の人々が力を合わせて困難を乗り越え、貿易と投資の自由化・利便化を促進し、経済のグローバル化が更なる開放・包容・普遍的恩恵・均衡・ウィンウィンの方向に向かって発展することを推進すると強調した。

中国は現在、蓄積と革新によって産業で圧倒的な優勢を占め、次の段階の発展のために原動力とポテンシャルを蓄積し、グローバル化の発展を推進するために自国が行うべきことを確実に行っている。

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