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新時代の中米関係発展に青写真を共に描く

2017年 11月 7日9:38 提供:新華網日本語

トランプ米大統領が11月8日から10日にかけて中国を公式訪問する。これはトランプ大統領の就任以来初の中国訪問であり、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)の閉幕以降、中国側がもてなす最初の公式訪問でもある。新たな歴史のスタート地点に立ち、中米の最高指導者が新時代の中米関係発展に新たな青写真を描くことができるよう人々は期待している。

両国の元首は訪問を前に、今回の訪問及び中米関係発展に対し「極めて重視する」、「共同で推し進める」、「前向きな態度を持つ」といった期待感を何度も表している。トランプ米新政権の発足以来、中米関係には大きな進展が得られてきた。中米の指導者が元首外交のトップデザインと戦略上の指導的役割を一層果たし、互いの利益や関心事を考慮し合うことを前提に、中米関係の発展のために方向性を明示し、それが健全かつ安定的な発展を推進すると信じる理由が人々にはあるのだ。

現在、共通の利益というケーキを大きく作ることが期待されており、その証として多数の米企業家がトランプ大統領に随行して訪中する予定だ。また、中米協力は新時期に新たな成長点を絶えず作り出している。両国は共に国内のそれぞれの重要な議事日程を進めている。中国側は供給側の構造改革を引き続き深化させ、トランプ政権はインフラ投資の強化などの計画を提起する見通しで、中米がそれぞれの優位性を発揮し、実務的協力を展開させる潜在力には莫大なものがある。

世界の二大経済体として、中米の共通利益は食い違いを遥かに超えている。同時に、共通認識の拡大において食い違いを縮める必要もある。中米両国が協力すれば双方に利益となり、協力が唯一の正しい選択であることを歴史が再び証明している。

中米関係は早くから二国間の範囲を超えており、世界の安定と繁栄に重大な意義を持っている。当面の世界を見渡してみると、地域の衝突を解消し、平和の秩序を構築することは全体的な傾向であり、国際と地域の注目問題が各当事者の眼差しを引き付け、中米の指導者が討議を交わす重要な議題の一つとなるだろう。

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