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評論

抗戦の起点を振り返り 復興の未来を望む

2017年9月18日 11:38
 提供:新華網日本語

新華網瀋陽9月18日(記者/徐揚)中国人は「9・18(満州事変)」を生涯忘れない。86年前のこの日、日本は瀋陽を急襲し、東北全地域を占拠して、中華民族は最も危険な時期に至った。中華民族解放のラッパの音が響き、気宇壮大な14年に及ぶ抗日戦争の幕が開いた。

「9・18事変」は、中国に近代で最も暗黒な時代をもたらした。中華民族は国家滅亡と民族絶滅の危機に立ち向かい、強暴を恐れず、団結して困難を克服し、3500万人余りの兵士・市民の死傷という代価により、侵略者である日本に勝利し、苦難からの再生という新たな道のりをスタートさせた。この歴史を振り返ると、私たちは革命に命をささげた烈士を偲び、中華民族の偉大なる強さを誇りに思う。

「9・18事変」の勃発後、中国共産党は直ちに抗戦宣言を発表し、東北地域の民衆に団結して日本の侵略者と戦うよう呼びかけ、また速やかに一群の幹部を東北地域に派遣して抗日武装を指導し、抗日連合軍を編成した。誰が民族の大義を担うか?誰が狂瀾を既倒に廻らすか?歴史ははっきりとした答えを示している。

新しい時代の条件において、私たちは偉大なる闘争、偉大なるプロジェクト建設、偉大なる事業推進、偉大なる夢の実現を進めている。この道は、平たんで万事順調な道ではない。歴史は、中国の十数億人の力を集結させることができるのは、中国共産党だけであることを再三証明している。実践は、民族復興の道の邁進において、中国共産党の強固な指導が大黒柱であることを繰り返し明らかにしている。

私たちは今、中華民族の偉大なる復興の夢の実現にこれまでになく近づいている。「安不忘危、治不忘乱(安らかな時に危険を忘れず、治まっている時に乱れることを忘れない)」で、鉄のような信念を堅持し、一刻を争う意気込みで前途を開拓することによってのみ、中華民族の前進の歩みはさらに堅実で力強いものとなる。

(新華社より)