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評論

チェコのゼマン大統領を讃える

2017年5月18日 14:36
 提供:新華網日本語

新華網北京5月18日(新華社記者/鄭漢根)チェコのゼマン大統領は16日、侵華日軍南京大屠殺遭難同胞紀念館で追悼記念行事を行って、同紀念館へ追悼記念活動を行うもう一人の外国の元首となった。

73歳の高齢で、杖をつきながら歩くゼマン大統領は南京大虐殺の犠牲者に花輪を捧げ、「深い哀悼の意」を示した。「犠牲者を追悼し、花輪を捧げることは、私の義務だと考えている。」ゼマン大統領の言葉は実直で、人の心を動かす。

南京大虐殺は人類文明史上、この世のものとは思えないほど悲惨な暴行だった。30万人の罪のない民衆が虐殺され、中国の人民の心に永遠の傷の痛みを残した。遠く離れた欧州の国家元首が高齢を顧みず、骨身を惜しむことなく、80年前の犠牲者を追悼するために足を運んだ。この正義ある行動は人々に感銘を与える。

今年は南京大虐殺から80周年を迎える。南京大虐殺の資料は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録されている。南京大虐殺史実展、南京大虐殺犠牲者追悼行事がフランス、イタリア、米国などで開催されている。中国人民が被った苦難と日本ファシズムによる侵略の罪行は日益しに国際社会で詳しく知られるようになり、世の人々が歴史を心に刻み、正義を守り、平和を擁護し、悲劇の繰り返しを回避するように呼びかけている。

(新華社より)