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速評:朝鮮半島情勢の緊張を悪化させることをやってはいけない

2017年 4月 25日15:35 提供:新華網日本語

新華網北京4月25日(記者/呉黎明)習近平国家主席は24日、米国のトランプ大統領と通話し、朝鮮半島情勢について意見を交わした。中米の元首が外部に出した明確なシグナルとは「朝鮮半島情勢の緊張を悪化させるいかなることもやってはいけない。」だった。

ある期間にわたって、朝鮮半島情勢は絶えずエスカレートしており、世界中の平和を愛する人々をたいへん心配させている。数日前に朝鮮は弾道ミサイルの発射に失敗し、現在再度核実験を行う準備をしていると称していた。それと同時に、ワシントンも一連の強硬な言論をあいついで発表し、いくらかの行動を取っていることから、米国が朝鮮に武力行使を行う可能性があるとの懸念を外部に引き起こしている。

周知のように、朝鮮の核・ミサイル活動は国際社会が推進する朝鮮半島の非核化という目標に反して進んでいる。中国側はこれまでずっと朝鮮半島の非核化を堅持し、半島の平和と安定の維持を堅持し、対話と協議による問題解決を堅持してきた。中国側は朝鮮の核ミサイル開発の関連の動向に重大な関心を示し、国連安全保障理事会決議に違反する行為に断固反対し、対立や緊張を悪化させるいかなる言行にも断固反対する。

米国は半島問題における最も重要な当事者の一人であり、中国側は米国が朝鮮半島問題の平和的解決の面で積極的な役割を果たすことを歓迎し、また米国側を含むすべての関連の各当事者と共に、朝鮮半島の非核化という目標を実現し、朝鮮半島の平和と安定を維持し、対話と協議を通じて問題を解決するために共同で努力していくよう願っている。

要するに、中国側は関連の各当事者が自制の態度を保ち、朝鮮半島情勢の緊張を悪化させることをするのを避けるよう望んでいる。関連の当事者が担うべき責任を担い、向き合って進んで始めて朝鮮半島の核問題を早期に解決し、半島の非核化を実現させることができるのだ。

(新華社より)