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評論

総述:安定した開放的な自信を強め、包括的で最恵国待遇の発展を実現——国際社会は李克強総理の中豪経済貿易協力フォーラムでの講演を積極的に評価

2017年3月27日 15:41
 提供:新華網日本語

新華網北京3月27日国務院の李克強総理は現地時間24日午後、シドニーで中豪経済貿易協力フォーラムに出席して『自由貿易と繁栄の新しい章節をともに書き上げよう』と題した講演を行い、中国はオーストラリアなどの各国とともに、人類の運命共同体の意識を確立し、アジア太平洋の安全の安定装置、世界平和のプロペラとなり、経済グローバル化に積極的に適応して参加し、グローバル化の過程で直面する問題を適切に解決することを提示した。

これに対し、オーストラリア、ロシア、ブラジルなどの多数の国の専門家と学者は講演は中豪両国の協力とウィンウィンのポジティブなシグナルを発信し、地域の安全と安定を擁護し、貿易の自由と利便化を促進する積極的な立場を伝え、地域と世界の自信を強め、アジア太平洋地域の協力のために新しいエネルギーを注入したと評価した。

  荒波の試練を経て中豪協力の成熟さと穏健さが示される

オーストラリアのフォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)のネブ・パワー首席執行官は、次のように述べた。李克強総理の講演はオーストラリアと中国の両国関係の発展に、非常に積極的でプラスの役割を果たした。オーストラリアと中国の両国は経済貿易交流と投資を絶えず促進するために手を携えて努力し、互恵互利のより多くの実り多い成果を取得していく。シンガポール南洋国際商学院の許振義院長は次のように指摘した。オーストラリアは本地域の重要な国の一つで、中国はオーストラリアの最大の貿易パートナーでもある。中国とオーストラリアとの経済協力の空間は広い。両国政府が既存の自由貿易協定を改善し、二国間経済貿易協力がより一層、深まることを確信している。

   平和と安定を擁護し、人類の運命共同体をともに築き上げる

ロシア科学アカデミー極東研究所、東北アジア・上海協力機構戦略問題研究センターのウラジミール・マトヴィーヴ主任研究員は人類の運命共同体という主張は前途洋々としており、この理念はすべての国の共同発展と繁栄を実現することを趣旨としており、必然的に世界の大多数の国から高い評価を得るだろうと述べた。ブラジル・中国問題の専門家、ロニー・リンス氏は、人類は歴史的に重要な時期にあり、世界のすべての人の運命と関係するため、各国の人々は誠意を込めて団結し、貿易、文化、教育などの各方面の協力を通じて、人類の運命共同体を形成しなければならないとの見解を示した。

   アジア太平洋自由貿易の建設を推進し、包括的で最恵国待遇の発展を実現

オーストラリア国立大学、東アジア経済研究所のピーター・ドリスダル所長は、講演で提起された東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉を早急に進める姿勢を十分に賞賛し、これにより、融合の度合いがより深く、より効果的な地域及びグローバル経済の確立が促進されるとの見方を示した。マトヴィーヴ主任研究員はまた、中国はアジア経済の成長のエンジンであり、「一帯一路」構想はグローバル化において重大な意義を持ち、極めて革新的な精神に富む表現形式の一つだと指摘した。(参加記者:宋聃、張小軍、胡暁光、徐海静、包雪琳、趙焱、陳威華)

(新華社より)