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「中国はグリーン融資の発展の面でリーダー的役割を果たす」―第71回国連総会議長のトムソン氏を独占取材

2016年 8月 29日10:46 提供:新華網日本語

8月24日、米国のニューヨークで、第71回国連総会議長のピーター・トムソン氏は新華社記者の独占インタビューに応じた。新華社記者李木子撮

新華網国連8月29日(新華社記者/史霄萌)第71回国連総会議長のピーター・トムソン氏は先日、新華社記者の独占インタビューに応じた際、中国がグリーン融資の発展の面でリーダー的役割を果たしたことは、世界における持続可能な開発のためのモデル転換の実現にとって非常に重要だと語った。

中国の王毅外交部長の招きに応じ、トムソン氏は8月末に中国を訪問した。トムソン氏は、9月初めに杭州で行われる20カ国・地域グループ(G20)サミットが「革新的で活力があり、連動する包括的なグローバル経済の構築」をテーマにしていることは、人々をたいへん奮い立たせている。包括的な経済の構築は、持続可能な開発の理念にまさに一致し、平等な方式でより多くの人々に恩恵を施すことができるだろうとの見方を示した。グリーン融資も今回のサミットの重要な内容になる見通しで、これに対しトムソン氏は非常に期待している。

トムソン氏は、グリーン融資は持続可能な開発のためのアジェンダの実行にとって極めて重要だ。今後の一年間に、トムソン氏は持続可能な開発のためのアジェンダとグローバル金融システムの接点の追求に取り組み、グリーン融資の発展を推進していく、と語っている。

トムソン氏はこのように言及した。中国がミレニアム開発目標(MDGs)の実施時期に莫大な成功を収めた。今では、持続可能な開発のためのアジェンダの実行の初期段階において、特にグリーン経済の発展において、中国は同様にかなりの指導力を示している。中国が行ってきた努力は持続可能な開発目標(SDGs)の実現にとって極めて重要だ。

トムソン氏は、持続可能な開発という概念は各国の政策立案者にはよく知られているが、持続可能な開発目標の具体的な内容については普通の民衆には理解されていないだろうと語った。そのためトムソン氏は、各国の教育システムを通じて若者に関連の内容を行き渡らせるべき、また、持続可能な開発目標はすべての人の権利と責任で、すべての人は持続可能な開発の実現のために努力すべきだとみなしている。

(新華社より)