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くぎを打ち付ける精神で「一帯一路」建設を推進する―習近平総書記の「一帯一路」建設推進工作座談会での重要談話を学習し徹底する

2016年 8月 19日17:23 提供:新華網日本語

新華網北京8月18日(新華社評論員)「積跬歩而至千里、積小流而成江海」(一歩一歩を積まれば、千里の道を行くことが出来、 小流を積まれば、江海(コウカイ)を成す)。「くぎを打ち付ける精神で掴み続け、『一帯一路』(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)建設を一歩一歩推し進めて前進させ、『一帯一路』建設により沿線各国の人民に幸福をもたらそう。」「一帯一路」建設推進工作座談会で、習近平総書記はその建設の実り多い成果の獲得を振り返り、この重大な戦略的意思決定の重要な意義についてはっきりと説明し、「八項工作」(行政機関による仕事に対する8つの規定)に対する要求を提起し、「一帯一路」建設を実情に合わせて推進するために、実践の方向を明示した。

提案から実践まで、そして点の配置から面への開拓まで、3年にわたり、「一帯一路」建設は探索の中で前進し、発展の中で改善され、協力の中で成長し、その進度と成果は予想を上回ってきた。現在、すでに100余りの国と国際組織がそれに参与しており、我が国は30以上の沿線諸国と「一帯一路」の共同建設に関する協力協議を締結し、20余りの国と国際生産能力協力を展開し、アジアインフラ投資銀行(AIIB)やシルクロード基金を代表とする金融協力を絶えず深め、いくつかの影響力を持つシンボル的なプロジェクトを徐々に実行しつつある。2015年には中国と「一帯一路」の参与国との二国間貿易額が1兆ドルを突破し、中国企業の沿線諸国への直接投資額は150億ドル近くに上る。中国とユーラシア大陸を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」から、アフリカの大地で絶えず盛んになる新産業、新プロジェクトまで、1本のグリーンなシルクロード、健全なシルクロード、智力のシルクロード、そして平和のシルクロードが現在広がりつつあり、沿線諸国と人民に絶えず幸福をもたらし、沿線諸国からの幅広い賛同を得ている。

正に習総書記が深く指摘したように、一つの国家が隆盛であってこそ自信に満ちて開放することができ、また開放が一つの国家の強大さを促進させる。38年間にわたる改革開放のプロセスは、対外開放が我が国の経済社会発展を推進する重要な原動力であることを我々に語っている。中国の開放の大門は永遠に閉じることはない。我が国の経済総量が世界第2位に躍り出て、経済発展が新常態(ニューノーマル)に入った新たな情勢の下で、グローバルな視野を確立し、国内・国際の二つの大局を一層自覚的に統一し、全方位的な対外開放という大いなる戦略を全面的に計画し、「一帯一路」建設などの発展戦略を着実に推進してようやく、より積極的且つ自発的な姿勢で世界に向かって進み、未来に勝ることができるのだ。

「計利当計天下利」(策略を練る場合は公の利益を考慮したものでなければならない)。「一帯一路」建設は我が国が改革を深化し、開放を拡大する戦略的な措置であり、また効果的な供給を高め新たな需要を生み出すことにより、世界経済のリバランスを実現させる中国の方案でもある。特に当面世界経済の低迷が続く状況のもとで、国境を超えた相互接続の展開、国際生産能力や装備製造協力の推進を通じて、周期に沿って形成された巨大な生産能力や建設能力を海外へ進出させることができ、沿線諸国の工業化、現代化を推進し、インフラ水準を向上させるという差し迫った必要を支援し、世界経済のために安定剤と活力源を注ぎ込むことができる。これは疑いなくまもなく開催される20カ国・地域グループ(G20)杭州サミットのテーマにしっかりと一致する。「一帯一路」建設の時代の契機を把握し、真剣に取り組み、根気よく続け、中国の夢と沿線諸国の人民の発展・進歩を求める夢を互いに激動させることで、我々はきっと共同協議、共同建設、共同享有においてよりすばらしい未来を切り開くことができるだろう。

(新華社より)