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総合:米専門家、中米協力が世界の核セキュリティに有益だとみなす

2016年 4月 8日10:55 提供:新華網日本語

  

  中国の習近平国家主席は4月1日、米国の首都ワシントンで開かれた第4回核セキュリティーサミットに出席した。その期間に、習近平主席はサミットに出席する指導者らと一緒に写真を撮った。(新華社記者謝環馳撮)

  新華網ワシントン4月8日(記者/関建武、林小春)第4回核セキュリティ・サミットが近ごろ米国の首都ワシントンで幕を下ろした。米国の専門家とサミットに出席した関係者は、今回のサミットが獲得した成果や世界の核セキュリティに対する中米協力の貢献に対し、肯定的に評価した。

  米シンクタンク、ケイトー(CATO)研究所の防衛・外交問題専門家であるテッド・カーペンター氏は新華社記者の取材に応じた際、次のように語った。今期のサミットでは『2016年核セキュリティ・サミットコミュニケ』及びに一連の「行動計画」が発表され、サミットの成果は人々を奮い立たせた。核保有国や非核保有国を含む世界の大国は、いずれも核セキュリティ分野の諸問題に対しこれまで以上に注目し、核セキュリティ課題への対応や問題解決と探索といった面でより真剣な態度を示した。

  ハーバード大学科学・国際関係ベルファー・ センター(Belfer Center for Science and International Affairs)の張会上席研究員は、次のように述べた。中米は核セキュリティ分野の協力で注目を集めている。今年2月に中米の初の核セキュリティに関する二国間対話が実施されてから、両国は引き続き会合を行い、核テロを防止するため協力を強化し、また核セキュリティサミットの目標を継続して実行していく。

  モニズ(Moniz)米エネルギー省長官は中国の核安全保障モデルセンターを高く評価した。モニズ長官は次のように語っている。米国と中国のこの方面における協力は「模範と言える」ことで、これは米中が核セキュリティ協力を強化し、グローバルな核セキュリティの進歩を推進してきた一つの縮図となる。米中は核分野で長期的な協力関係にあり、米国側は引き続きこの協力関係の継続に努め、この関係を新たな高さに引き上げる見通しだ。

  (新華社より)