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新華網が「縦論天下」国際問題シンポジウムを開催

2015年 12月 24日20:22 提供:新華網日本語

  

  新華網第6回「縦論天下」国際問題シンポジウムが22日、新華網の本部で開催された。今回のシンポジウムは「世界の選択:衝突とウィンウィン」をテーマに、複数のベテランの国際問題の専門家が大国の攻防と地域が注目する情勢、新型国際関係の構築と中国外交の新たな実践、2016年世界の新構造の診断といったテーマについて心おきなく語り、また思想上の火花における激しい衝突を展開した。

  「中国の知恵・新型国際関係の構築と中国外交の新実踐」というテーマに対し、シンポジウムに参加した専門家は「1+3」の円卓フォーラム形式で議論を展開した。専門家たちは、次のようにみなしている。中国は急速に発展した大国として、国際情勢の「乱」に直面し、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」やアジアインフラ投資銀行(AIIB)の建設に立脚し、新ラウンドの全面的開放を推進し続け、新型国際関係の構造を構築するべきだ。そのため、中国は方向感、リズム感、バランス感をしっかりと把握し、中華民族の偉大な復興を実現するためにトップダウン設計を着実に行い、政策実施の方向やペースを積極的に調整して、新秩序と旧秩序の関係を適切に処理する必要がある。

  ネットユーザーから広く注目されている「イスラム国」(IS)や米国総選挙、南中国海情勢などの注目を集める問題について、専門家たちは、次のようにみなしている。過激派組織「イスラム国」が急速に発展し、その行動様式も伝統的なテロ組織と全てが同じとは限らないところが、イスラム国掃討の難易度を高めている。米国総選挙については、トランプ氏の支持率が絶えず上昇していることは、米国の発展に対する米国社会の不安を反映している。南中国海情勢の面では、米国が南中国海問題で絶えず挑発することは、米国の自身の覇権衰退に対する心理的不安や中国の国力上昇に対する戦略上の懸念が共に作用した結果だろう。専門家はまた、双方は挑発が衝突を作り上げた可能性を力の限り取り除くべきだとみなしている。

  (新華網日本語)