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「黄金の街」が「黄金の瞬間」を迎え――アフリカの指導者が習近平主席の中国・アフリカ協力フォーラムサミットでの式辞を高く評価

2015年 12月 7日17:30 提供:新華網日本語

  

  4日から5日にかけて「黄金の街」と呼ばれるヨハネスブルグは中国・アフリカ協力の「黄金の瞬間」に立ち会った。中国・アフリカ協力フォーラム・ヨハネスブルグサミットがここで開催され、中国の習近平国家主席がアフリカ諸国や地域組織の指導者と共に一堂に会し、中国・アフリカ協力に関する大計を共に協議した。習近平主席はサミットの開会式の式辞で、対アフリカ援助の「10大協力計画」を発表し、サミットに出席した代表たちから強い共感を引き起こした。

    「自信と希望をもたらす」

  ドラミニ=ズマ・アフリカ連合(AU)委員長は新華社記者のインタビューに応じた際、「習主席が演説の中で列記した協力分野は、私たちの今後の協力の重点課題で、中国・アフリカ協力の潜在力は莫大」であり、中国との協力はアフリカ諸国のインフラ建設実施に対し、特に高速鉄道、高速道路、地域航空路線の3大ネットワークのアフリカへの建設援助といった面で「極めて重要」だ、と語った。

  ベナン共和国のヤイ大統領は、中国はアフリカに「自信と希望をもたらし」、習近平主席はアフリカ諸国に総額600億ドルの資金援助を行うと発表し、中国の援助は「一時的」なものではなく、「今までずっとこうだった」と述べている。

  ヤイ大統領はまた、「10大協力計画」はアフリカ・中国協力の各分野をカバーし、世界経済の減速という大きな環境のもと、中国はアフリカの発展を大いに支援することを依然として忘れず、アフリカに自信と希望をもたらしたと述べた。

  中国・アフリカ協力の基礎をしっかりとさせる

  国家間の外交は相互尊重にあり、また互恵・ウィンウィンにある。中国がアフリカとの関係の発展においてこの原則をずっと励行してきたことは、正に中国・アフリカ関係が長い時間がたっても変わることがなく、日増しにしっかりとしてきた主な理由の1つだといえる。

  ケニヤッタ・ケニア共和国大統領はメディアに、アフリカ・中国協力には堅固な基礎があり、中国がアフリカの経済・社会発展の実現を支援する際に、今まで己の願望をアフリカ諸国に強要したことはなかったと述べている。「アフリカ・中国協力の基礎は、互恵・ウィンウィンの上に確立されたのです。中国は往々にしてアフリカのニーズを首位に置き、それを双方の協力推進の基礎としてきました。」

  多方面で協力互恵・ウィンウィン

  ヤイ大統領は、次のように述べている。「対テロ問題で、中国は国連の枠組みの中でずっと我たちを援助してきました。中国は現在、私たち自身の安全保障能力の建設強化を支援しているところです」。現在、ベナン共和国に対する中国の援助はトレーニング、後方支援、情報交換などの方面に及んでおり、中国の援助はこの地域に平和をもたらすのを助け、また、アフリカ人民に平和をもたらすこともできる。

  セネガルのサル大統領は、中国がアフリカのインフラ建設とアフリカの工業化を支援するプロセスの中で与えてくれた技術的な支援を、特に歓迎していると述べている。「習近平主席の発表したアフリカに対する支援力は非常に大きいものです。私はアフリカが切実に支援を必要としていること、特にインフラ建設、資金、トレーニング、衛生・医療などの分野で支援を必要としていることを中国が理解してくれているのを見届けられて、とても嬉しいです。」

  (新華網日本語)