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発展をリンクさせ、協力を推進し 繁栄を促進する-国際社会が李克強総理の東アジア指導者のシリーズ会議の出席並びにマレーシア訪問を肯定的に評価

2015年 11月 27日9:57 提供:新華網日本語

  

  中国国務院の李克強総理は11月20日から23日にかけてマレーシアの首都クアラルンプールで東アジア指導者のシリーズ会議に出席し、またマレーシアを公式訪問した。李克強総理は中国のASEANとの協力強化、東アジア地域の協力及び中国・マレーシアの二国間関係の向上について一連の提案と主張を提起し、高い評価を獲得した。中国とASEANはまた自由貿易区のアップグレード版に関する議定書に署名し、『中国-ASEAN平和と繁栄の戦略的パートナーシップ合同宣言に向けた行動計画(2016-2020)の実施』を採択しており、これらの具体的な成果は幅広い賞賛を獲得した。

  融合により発展を求め地域の繁栄を促進

  中国-ASEANビジネス協会の会長で高級顧問の李鍵雄氏は、次のように述べている。李克強総理が東アジアサミットで地域経済の一体化推進の加速、政治・安全保障対話の積極的展開、アジア文明間の対話と交流の強化といった3つの見方を提起したことは、1つのたいへんすばらしい総括であり概括だといえる。政治的相互信頼は経済協力の促進にとって非常に重要で、経済貿易往来の深化も異なる文明間の交流と対話を促進する見通しだ。政府間協力と民間協力は、地域の一体化を共に推進することができ、相手側には味方がいて、味方側には相手がいるといった融合的な状態を達成させるだろう。

  元マレーシア上院議長の曽永森 (Michael Chen Wing Sum )氏は、中国が提起した「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の提案は当地域ひいては世界経済の発展に役立ち、更には世界の平和と安定を増進するものとみなしている。

  カンボジア外務国際協力省の国務秘書、Kao Kim Hourn 氏は、ASEAN諸国の指導者は、中国がASEANのインフラ建設に対して行った貢献を歓迎するとの見方を示している。

  2国間により多国間を促し実務的協力を開拓

  マレーシア首相の対中国業務特使の黄家定氏は、次のような見方を示している。李克強総理がマラッカと中国の歴史上の友好交流から現在の両国の観光業の発展や今後の協力の見通しについてまで語ったことは、中国の総理のマレーシアに対する友好的な感情と展望性を備えた認識を体現している。マレーシアは中国の「一带一路」建設のチャンスを十分に把握し、自身の戦略的な位置や中国との友好関係を利用して、中国と互恵・ウィンウィンの協力を一層展開し、「一带一路」建設の中で役割を発揮するだろう。

  シンガポールLongus発展戦略研究所 (Longus Institute for Development and Strategy Limited)の国際問題リサーチャー、Cheng- Hin Lim(林清興)氏は、中国はインフラ建設の資金調達面でASEAN諸国を援助し、さらに地域の相互接続を推進したとみなしている。

  インドネシアASEAN南洋基金会のバンバン・スルヨノ(Bambang Suryono)会長は、中国側は各当事者と東アジア経済共同体の青写真を共同で制定し、2020年の東アジア経済共同体建設の目標実現に努めることを望んでおり、これは中国の「第13次5ヵ年規画」の科学的規画及び小康社会の全面的建成の目標と一脈相通じるのだと語った。

  (新華網日本語)