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中国の「第13次5カ年計画」に好発進と安定した前進を期待——海外学識者が「第13次5カ年計画」を語る

2015年 11月 2日15:20 提供:新華網日本語

  

  閉幕した中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議の審議で「中国共産党中央委員会の国民経済及び社会発展『第13次5カ年計画』の制定に関する建議」が採択され、2016-2020年の中国経済及び社会発展の青写真が描き出された。海外の学識者は次のように指摘している。中国の「第13次5カ年計画」が現在の国情にぴったりと合って打ち出され、中国の今後の発展に方向を明らかに示した。「一帯一路」の提唱に伴い、進取の気風に溢れる中国人は改革と刷新によって発展における難題を解決し、「第13次5カ年計画」の幸先の良いスタートを切り、着実に前に進むと見られる。

  「第13次5カ年計画」が現在の国情にぴったりと合って打ち出され、中国が存分に力を発揮することを期待

  海外の専門家と学者は、中国の「第13次5カ年計画」に対し、要点を突いた提言を行って、「第13次五カ年計画」期間に中国が改革に懸命に取り組み、経済と社会が安定して発展することを期待している。

  フランスの国際問題の専門家で、中欧フォーラム創始者の高大偉氏は次のように述べた。中国で来期の五カ年計画を制定する中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議は非常に重要な会議だ。中国が新しい経済の成長軸を模索し、経済成長を推進するためにサービス業を大いに発展させ、起業を奨励することは中国にとって絶対的に有利になる。

  シンガポール南洋工科大学、南洋公共管理研究生院の周兆呈副教授は「第13次5カ年計画」期間における中国のインターネットの刷新と発展は注目に値すると指摘した。

  「第13次5カ年計画」と「一帯一路」構想は道を同じくする

  海外の専門家と学者は「第13次5カ年計画」が、中国の提唱する「一帯一路」構想と道を同じくすることで、中国と世界が共同で進歩するために、輝かしい未来を開けると認識している。

  ロシア高等経済学院東方学研究室のアレクセイ・マスロフ主任はに次のように指摘する。中国が提唱する「一帯一路」の提案は、中国の将来的な経済発展に向けて道路を整備するものだ。アジアインフラ投資銀行の創設は、「一帯一路」沿線国の発展に積極的な作用を発揮すると見られる。

  シドニー工科大学、オーストラリア-中国関係研究院の副院長で、経済学者の羅震氏は、次のように説明した。中国が提唱する「一帯一路」構想は、繁栄と発展をいかにして実現するかに着眼している。「一帯一路」構想に他国が熱心に反応を示したことは、この提案に大いにメリットがあることを表している。

  ブラジル中国・アジア太平洋地域研究所のセビリロ・カブラール所長は、「一帯一路」の提案はアジア・アフリカ・欧州の連携を促進し、世界貿易に再び活力を注入するために重要な作用を担い、新世紀と新たな千年に、新しい国際秩序を再構築する重要な一歩でもあると述べた。

    「第13次五カ年計画」は平坦な道ではないが、中国は困難に屈することなく立ち向かう

  海外の学識者は中国の「第13次五カ年計画」は平坦な道ではないことに注目しているが、同時に中国は試練に直面しても、困難に屈することなく立ち向かうと確信している。

  マスロフ主任は「中国経済の成長率の鈍化を危機と見なしている人がいるが、我は逆にそのように受け止めていない。それは高速成長の後の正常な減速で、ひどく驚くことも不思議に感じる必要もない」。

  米国の経済学者、ローレンス・ブラム氏は次のように指摘した。中国はより万全で均衡な新しい成長モデルを必要としており、産業の高速成長型の発展をひたすら追求しているのではない。「優先すべき任務は環境を改善し、高効果の再生可能エネルギーとスマートシティを発展させることだ。」

  ブラジル、ジェツリオ・バルガス財団(FGV)の経済学者、リビオ・リベイロ氏は間もなく「第13次五カ年計画」に入る中国は自信に溢れていると指摘したうえで、「私は中国は自国が直面する試練を十分に把握しており、経済改革計画を制定する十分な政治的空間があると考える。それは全面的な改革であり、完全に実行可能な改革でもある。」と語った。

  (新華網日本語)

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