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中国経済、減速したが見通しは明るい

2015年 10月 30日16:16 提供:新華夏 編集者:章坤良

 米紙「ウォール·ストリート·ジャーナル」の28日付の報道によると、マッキンゼーが、中国人1200人を対象に行った調査の結果では、中国消費者の大半は経済状況や将来の動きについて楽観的に見ているという。

 報告書によると、賃上げは続き、多くの消費者は中間層となる夢を堅持している。調査対象者の50%は「6月に始まった株暴落のために、株投資で被害をこうむった」と語った。71%は2015年に昇給を予測し、84%は支出増大を予測した。 中国第3四半期の経済成長率は6.9%と、2009年以来の最低となった。

 経済学者によると、中国経済に、消費による推進が必要である。 情勢はいま、一喜一憂と言える。小売業の売上は減速し、映画館入場券の売上は増え、自動車の販売は鈍化している。調査対象者は中国経済及びその将来に6.8点を付ける。大都市で、30歳超のネットショッピング利用者が景気減速により、受ける影響は小さい。

 マッキンゼーのパートナー、AlanLauによると、中国の消費者は娯楽やレジャー、外食、旅行などの支出を増やすが、高級品、家電、自動車などの耐久消費財予算を切り詰める。 84%は今後6ヵ月、ネットショッピングを増やす。調査の結果から、この決定の背景には、価格や選択範囲、使いやすさがある。