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2016年、世界的経済の衰退が起こるか

2015年 10月 19日9:48 提供:新華夏 編集者:章坤良

  各国の国内総生産(GDP)の小幅増が数年間続いているものの、2016年に世界的衰退の発生可能性がある不安は無視できないと、英紙「フィナンシャル·タイムズ」は16日指摘している。ブラジルとロシアは厳しい景気後退に陥り、中国などの新興国の成長は減速している。先進国の成長は落ち着き、世界経済が総じて減速し、国際通貨基金などは、下向きリスク拡大を警告している。

  シティバンクのWillem Buiterチーフエコノミストは、今後二年間で、世界的衰退の可能性を示唆している。中国成長減速の影響を受け、二年以内に「小幅な世界的衰退」が発生する確率は55%だという。

 「フィナンシャル·タイムズ」のMartin Wol氏は「その通りだ」と指摘する。 Willem氏によると、GDPの絶対値が下降しなくても、GDP成長が予測値を下回る情況がかなり長く続けば、衰退ということだ。この定義によれば、我々は世界的「成長後退」に陥っている。実際のところ正常な周期であれば世界経済は約半分の時間帯にこの臨界値に達する可能性がある。