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米韓首脳会談、日本や中国の“最大の関心事”に

2015年 10月 14日15:32 提供: 新華経済 編集者:章坤良

  韓国メディア·ニュース1は13日、朴槿恵大統領とオバマ米大統領が16日に予定している米韓首脳会談が、日本や中国など周辺国にとって最大の関心事になる見通しだと報じた。

  記事によると、中国は韓国が米国に対し「中国傾斜論」を払しょくしようとする動きに神経をとがらせる見込みだ。米国では、朴大統領が9月に中国の抗日戦勝70周年記念行事の軍事パレードに出席したことや、韓国が3月に中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に創立メンバーとして参加することを決定したことなどによって、韓国の「中国傾斜論」が強まっている。朴大統領は今回の訪米で、それを払しょくしたい意向で、訪米期間中には異例の米国防総省訪問などが予定されている。

  中国が強硬に反対している米国の終末高高度防衛ミサイル(THAAD=サード)の韓国配備問題については、尹炳世(ユン·ビョンセ)外交部長官やマーク·リッパート駐韓米大使が今回の首脳会談では議論しない見通しだと強調しているが、それでも中国側の懸念は消えていないという。また、米国は中国を牽制するために米韓同盟や日米韓安全保障協力の強化を望んでおり、これに関する議論も中国を刺激することになる。

  一方、日本は朴大統領が米韓首脳会談で慰安婦問題についてどのように触れるのかと、それに対する米国の反応に注目している。 韓国の政府当局者は、今回の米韓首脳会談で慰安婦問題が議題にのぼる見通しだと明らかにしている。慰安婦問題については現在、これといった進展はないが、今月末に予定される日中韓首脳会談の際に日韓首脳会談が開かれる見通しが強まっている。

  このため、韓国側としては米国に日韓関係の改善とともに慰安婦問題の解決を促してもらい、それを日韓首脳会談開催の“名分”としたい意向だ。こうしたことから、日本は今回の米韓首脳会談を注意深く見守るとみられている。

  この報道に対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。

 「大国の間で国益を守るように賢く振舞ってほしい」 「日本との首脳会談はしない方がいい。メルケル首相は日本に謝罪を求めた。韓国が黙っていても外国が助けてくれる。首脳会談をしないで安倍を焦らせた方がいい」 「慰安婦ではなく性奴隷と言うべき」 「朴大統領に能力がないことが残念」 「米国と対等な会談は期待しない」 「安倍日本の挑発が韓日関係の最も大きな問題」 「MERSはどうする?」 「韓米同盟は必要だが、韓米日同盟は、日本の歴史認識と独島問題でうまくいかない」 「米国は日本が反省するように、圧力をかけたり、仲裁すべき」 「期待ゼロ」 「慰安婦だけではなく、集団的自衛権の容認に関しても話をするべき」 「無視されるだろうになぜ行く?」