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TPP、中国経済に及ぶ影響は限定的

2015年 10月 9日10:46 提供:新華夏

 中国国際経済関係学会の李長久副会長は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関し、「TPPはアジア太平洋地域の一部の国を味方にしているとは言え、アジア太平洋地域で、投資貿易枠組みは、TPPが唯一ではない。例えば、アジア太平洋経済協力会議(APEC)は環太平洋地域の主要国を含み、影響力でTPPをはるかに上回っている。特に、2014年北京APECサミットは時間表やロードマップを明確にしている。

 中国はまた、中国·アセアン(10+1)、中日韓自由貿易圏交渉などに参入している。これらの域内協力はすでに実っており、しかも、発展の上昇時期にある。ずっと将来のTPPにより、中国がいま関与している域内協力は実務的で、効果のあるものである。従って、たとえ中国がTPPに加入しないとしても、中国の貿易経済に及ぶ影響は限られ、管理可能の範囲にある」と指摘した。