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会計前にアイス食べるのはNG? 札幌に旅行の中国人夫婦を逮捕

2015年 9月 29日17:22 提供:新華経済

 コンビニエンスストアの店内でマナーを注意した店員に暴行したとして、札幌·中央警察署は26日夜、中国籍の夫婦を現行犯逮捕した。夫婦は自称·上海市の会社員で、新婚旅行中だったという。日本メディアの報道として、中国·環球時報が28日伝えた。

 報道によると、逮捕された2人は36歳の夫と25歳の妻。札幌市中央区のコンビニに立ち寄り、夫が会計をする前に妻がアイスクリームを開封して店内で食べ始めたため、男性店員(24)は妻に身振りで店の外に出て食べるよう求めた。 2人がこれに怒り、店員男性の顔を殴ったり、髪をつかんで蹴ったりしたため、店員男性は鼻や頬を負傷。夫は「妻が侮辱されたと感じて殴った」と話し、男性に暴行したことを認めている。

 この事件は日本のインターネット上で物議を醸し、さまざまな声が上がった。「海外では会計前の物を食べるのは普通。たいしたことではない」といった意見がある一方で、「そういう国もあるが、日本ではあまりない。店員が制止するのは当然だ」といった声も。また、「中国人の民度が経済発展に追い付いていない」といったコメントもあった。

 環球時報は「店員が妻を指差し、『出て行け』といった身振りをしたため、ひどいと感じた夫婦がとんでもない行動に出てしまった」との指摘もあると報道した。また、「米国のスーパーでは会計前に商品を食べることが許されている」「日本の法律でも、会計前に食べてはいけないとの明確な規定はない」とも紹介。ただ、「例え日本の店員が中国人客に故意にひどい行為をしたとしても、暴行は間違いだ」と締めくくった。