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新華社評論員:人類の命運に関わる時代のフォルテ——習近平主席の国連発展サミットでの重要演説について評する

2015年 9月 29日10:54 提供:新華網日本語

  

  世界発展の重要な歴史的正念場において、習近平主席は国連本部を初めて訪問し、また国連発展サミットで重要演説を発表した。系統的で緻密な発展理念や協力・ウィウィンの中国提案、そして共同発展を推進する堅実な措置が、世界の発展のために新たな原動力を注ぎ込み、今回の国連サミットで大きな注目点となった。会場内で鳴り止むことなく続いた拍手や、会場外で数十人の指導者が列を作って習主席と握手していた盛況ぶりは、サミット参加者の中国理念に対する賛同を表し、各国の中国の発展の成果と実務担当に対する心からの敬意を体現し、更には世界人民の素晴らしい明日への共同の憧れも反映していたといえる。

  

  習主席は「公平、開放的、全面的、革新的」な発展理念を提起し、新たな情勢下での発展の道を深く探求する。「公平」は各国が世界発展の参与者、貢献者、受益者となるべきで、共通ではあるが差異のある責任という原則を堅持し、発展途上国の代表性と発言権を高め、各国に規則制定に平等に参与する権利を与えねばならないことを意味する。「開放的」の趣旨は大きな扉を開いて建設を行い、互いの発展の選択を尊重し、発展の経験を互いに参考として、発展の成果を各国の人民のために共有させることにある。「全面的」は発展の最終目的が人民のためで、貧困の解消、民生の保障、公平・正義の維持、人と自然の調和が共にある全方位的な発展を追求することを意味する。「革新的」は改革と革新における発展の潜在力への奮い立ち、成長の原動力の強化を各国に呼びかけ、新しく且つ核心的な競争力を育て、発展の潜在力を十分に放出させることだ。これらの発展理念は中国の実践に根を張っており、また各国の発展および今日の世界が直面する普遍的な問題について深く思考し、積極的に解決して、長期的に足場を定め、共に未来をはかる中国の知恵を展開し、各国の共同発展を実現するために、正しい方向を明示した。

  「義利相兼以義為先(義と利を相兼ねるならば、義を先とすべし)」は中国がずっと守り続けてきた原則だ。今回のサミットで、習主席は「南南協力援助基金」の設立、最も発展の遅れた国への投資の継続的な増加、関係国の債務免除といった包括的な実務的措置を宣言し、一つの発展途上大国が天下の人々をも援助するという風格と度量を世の人々に再び理解させ、中国が世界の発展と繁栄を促進するという堅固な追求とたゆまぬ努力について解釈した。ある世界的な主流メディアは「中国がより偉大な役割を担う」というテーマで習主席の演説を評価しており、中国の貢献は正にますます多くの国および人民の承認と尊重を勝ち取っていくだろう。

  (新華網日本語)