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温かい心・誠実な心・信頼の心―習近平主席の訪米が中米の人文交流の新たな1ページを描き出す

2015年 9月 25日17:24 提供:新華網日本語

  

  中国人民13億の真摯な挨拶と良好な祝福を携えて、習近平国家主席の米国への初の公式訪問は「エメラルドシティ」からスタートしており、温かさの意味をたっぷりと含み、誠意に満ちて、自信を凝集したものだといえる。

  

  チャンスを掴み、勢いに乗じて前進する。「これまでの30年にわたる中米関係の発展は両国の地方と人民の支持のおかげであって、今後はやはり地方に頼り、地方に幸福をもたらさねばなりません。」習主席は中・米省州長官フォーラムで行った講演の中で両国の地方協力に対し厚い期待を寄せていた。

  シアトル滞在中、習主席は米国の各階層の民衆と温かい交流を行った。習主席の中国の指導者としての自信、友好、開放といったイメージが米国の民衆に深く印象づけられた。

  ボーイング・コマーシャル・エアプレーン(Boeing Commercial Airplanes)中国事務副総裁の庄博潤(John W. Bruns)氏は「私が最も印象深かったのは、習主席の誠実さや習主席が講演の中で両国民衆の交流の重要性を強調したことです。これは今後の中米関係の基礎となるでしょう。」と述べている。

  

  

  「正に違いがあるからこそ、世界は多彩で、また正に食い違いがあるからこそ、聚同化異(共通点を集めて、相違を転化させる)が必要なのです。」と食い違いに対しいかに対処するかについて、習主席はワシントン州現地政府と米国の友好団体が共同開催した歓迎パーティで行った講演で、明確な答えを出している。

  習主席は訪問前に米国『ウォール・ストリート・ジャーナル』の書面取材に応じた際、「中国の夢、米国の夢および他国の人民の夢の内包はそれぞれ違っており、それを実現させる具体的なルートや方法も全く同じものではないかもしれません。しかし、全ての道はローマに通ずなのです。」と指摘していた。習主席は今回の訪問の講演で次のように何度も強調していた。「国家の関係とは、結局は人民間の関係です。」「国と国との関係は、結局は人民の支持が必要で、最終的には人民に奉仕することでもあります。」

  1785年、米国の商船「THE EMPRESS OF CHINA(中国皇后号)」が中国の商品を満載して広州からニューヨークへ戻り、中米貿易の歴史の序幕が開かれ、米国史上初の「中国ブーム」が沸き起こった。

  230年後の今日、「エヴァーグリーン・ステート (常緑樹の州)」という愛称をもつワシントン州からスタートした習主席の米国訪問は、米国社会で魅力溢れる「中国の風」を吹かせ、中米人民の往来という新たな盛り上がりを巻き起こしている。

  (新華網日本語)