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一里塚の意義を持つ重要な訪問——習近平主席の訪米、国連のシリーズサミット出席への展望

2015年 9月 24日10:26 提供:新華網日本語

  

  9月下旬、習近平国家主席は招きに応じて米国を訪問し、国連の一連のサミットに出席する。これは習近平主席の初の米国への国事訪問であり、初の国連本部訪問になる。

  王毅外交部長は16日、外交部で開かれた第14回「ブルーホール・フォーラム」で、次のように表明した。習近平主席の今回の訪問は、中米の友好的協力のための訪問であり、世界の平和と発展のための訪問であり、必然的に中米関係、ひいては世界の平和と発展の過程において、一里塚としての意義を持つ重要な訪問になる。

  王毅外交部長はまた、次のように述べた。信頼を増進し、疑念を払拭することが習近平主席の今回の訪米の重要な着眼点になる。訪問期間中、習近平主席は中国の平和と発展、協力とウィンウィンの理念を明確に説明し、中米協力は両国にとって有益であり、対立はダメージを与えるという道理をはっきりと説明する。また、米国は中米が当面の国際体系とアジア太平洋の秩序への対応などの問題において衝突することを懸念するという「心の窓」を開けようとする。

  王毅外交部長は、「中米が手を携えて協力することは、両国にとって有益であり、世界に幸福をもたらす。これと反対に、中米の摩擦が悪化すると、双方にダメージを与え、世界に影響が及ぶ。」と述べ、中米両国が衝突しない、対抗しないというアンダーラインを超えず、相互尊重の基盤が強固になる限り、協力とウィンウィンという長編の文章は必ず上手く書き綴ることができる。

  

  王毅外交部長はさらに、次のように説明した。中米間の全方位的で戦略的な協力は、両国関係、ひいては世界の平和と発展のために、ポジティブエネルギーと新しい原動力を提供している。習近平主席の今回の訪米は、中米両国の協力を新しい段階に進展させる。

  説明によると、習近平主席の訪米期間に、双方は経済貿易、エネルギー、人文、气候変動、環境保全、金融、科学技術、農業、法執行、防務、航空、インフラなどの多数の分野について重要な共通認識に達し、深遠な影響を持つ協力協定に署名し、当面の地域と国際関係の各種ホットトピックについて意見交換を行う。

  

  米国国民と向き合い、一般の民衆に密着することが習主席の今回の訪米の大きな特色であり、大きな見所でもある。王毅外交部長は、習近平主席の今回の訪米は米国社会に「中国旋風」を巻き起こし、中米民間交流の新たなブームを起こすことが予想されると述べた。

  中国国際問題研究院の蘇格院長は、習近平主席による米国の各層の民衆との双方向交流は、両国の人々の友好的な社会と民意の基盤をより一層、強固にすると見ている。

  

  王毅外交部長は、習近平主席の訪米は中米双方の過去を振り返り、今日を思考し、未来を計画するために歴史的なチャンスをもたらすと述べた。

  習近平主席の訪米について、多くの国が高い関心を示し、訪米を通じて、中国の今後の発展動向を把握することを期待し、両国の交流が競合か、それとも協力か、平和と共存か、それとも摩擦と対抗かを解読することを望んでいる。王毅外交部長は、中国側は、人々が両国国内でどのような変化が起こったとしても、両国は新しい大国関係の構築という路線に沿って歩み続けるとの予測を得られるよう希望していると語った。

  米国への国事訪問の終了後、習近平将は国連成立70周年の一連のサミットに出席する。王毅外交部長は、習近平主席が各国の指導者と国連本部で一堂に会する目的は、『国連憲章』の精神を再認識し、「国連ファミリー」のエネルギーを結集させ、人類の平和と発展の事業が新しい起点から再び出発するように推進することだと述べた。

  「習主席は今回、初めて国連本部で協力とウィンウィンを核心とする新しい国際関係の理念を全面的に説明する。また、人類の運命共同体を形成する具体的な経路を体系的に示し、国際関係の発展のために新しい理念を提示し、新しいビジョンを確立する。」と王毅外交部長は説明した。

  (新華網日本語)