国家旅游局は１０日、記者会見を開き、全国の観光地に対する環境衛生取り締まりキャンペーンを１カ月間実施すると発表した。１澎湃新聞が伝えた。 

　３Ａランク以上の観光地とグリーン·ツーリズムの受け入れ先が重点対象となる。ゴミや汚水、トイレの衛生状況や観光マナーを守るよう案内されているかなどが主な調査項目となる。同局は各省·市·区の旅游局に対し、取り締まりの範囲と対象、内容、要求、担当企業、監督·検査機関などをまとめるよう通達した。専門の調査員による調査を経て、１０月１５日までに同局に報告するよう求めている。

　同局企画財務司の彭德成司長は「今回の取り締まりにより、観光地はトイレ革命を推進するはず。トイレの数を増やし、３Ａ以上の観光地は祝祭日にトイレに行きたい観光客を１０分以上待たせないようにするべきだ。臭くて汚いトイレをなくし、快適で清潔なトイレにするために、監督·管理面の強化も必要だ」と述べた。