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日米はかつての敵から最も揺るぎない盟友に

2015年 9月 7日7:14 提供:新華経済

 オバマ米大統領は2日、第2次世界大戦の終結70周年を記念する声明を発表し、かつては敵だった米国と日本が今では、「和解の力を示す手本になっている」と指摘した。米国メディアの報道として、中国網が3日伝えた。

 同じ日、中国版ツイッター·微博では同国の経済系ライターが現在の日米関係をめぐって持論を展開し、中国人インターネット·ユーザーたちの注目を集めた。微博の書き込みはこんな内容だった。

 「第2次大戦中、米国と日本は敵だった。それが70年後には最も揺るぎない盟友になっている。これこそ『歴史を記憶する』ための最高のやり方だ。苦しみは愛で溶かし、恨みは友情に変えてこそ、かつての苦しみが記憶される。しかし大きな恨みを持ち続け、激しい怒りの中にいる人々は、一生、苦難の中でしか生きることができないのだ」 この書き込みに対する中国人ネットユーザーたちのコメントを拾ってみた。

 「アメリカと日本の同盟が揺るぎないのは、中国とロシアがあるから。根本は利益の問題だ」 「アメリカと日本の関係は中国と日本の関係と比べられないだろ」 「日本人は強い者に服従し、学ぶ民族だ。米国が強いから、すぐに学ぶことにした」 「日本は他国を侵略した事実を認めず、謝罪もしない。でも戦後に長期間、日本を占領し、今も軍隊を駐留させるアメリカに対してはひざまずき、賠償し、間違いを認めている。中国の尊厳はどこにある?」 「日本は同盟を組むことを強いられた」 「日本人とアメリカ人はどう思ってるんだ?」 「アメリカと日本の同盟関係に愛はない。あるのは国家利益だけだ」 「米帝がこんなに日本と韓国を気にかけるのは、中国があるからだろ」 「中国と日本にも蜜月期はあった。『一衣帯水の友好的隣邦』って言ってね」 「今の中国はファシズムっぽい」 「同僚の子供が幼稚園から帰ってきて『打倒小日本!』って叫んでたらしい。同僚はなんとも残念な気持ちになったって」 「日本のことを持ち出して国内の問題から視線をそらすのは、中国のうまい手段」 「この書き込みが言いたいのは、恨みと苦難について」