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50年前の倉庫爆発事故の教訓生かし続ける日本

2015年 8月 17日10:43 提供:新華経済

 中国天津市浜海新区にある倉庫で12日午後11時20分ごろ大規模な爆発事故が発生し、これまでに消防隊員を含む112人の死亡が確認されている。 日本メディアも今回の事故について報じており、日本のネットユーザーからは「天津のためにお祈りします」、「現地の人はきっと大きなショックや苦しみを受けているはず。被害者が増えないことを願う」などといったコメントが寄せられている。 新浪は、似たような倉庫事故が50年前の日本でも発生していたことを紹介。

 1964年7月14日に東京の宝組勝島倉庫で火災が発生し、ドラム缶2000本のニトロセルロースが2度にわたって爆発を起こし、消防隊員19人が殉職した。この悲劇を繰り返さないため、日本では消防関連活動を広く実施するとともに、国民の防火意識を高める、危険物に対する厳しい消防監督管理の実施など一連の措置が取られた。記事は、これらの措置をわれわれも参考にすることを望むとともに、犠牲者の冥福を祈り、消防隊員への敬意を示した。

 これらの情報に対して、中国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられた。

 「日本ネットユーザーのコメントを見た。もし日本で爆発が起きたら、われわれは喜ぶんじゃないのか?」 「歴史的な理由からわれわれは日本を嫌っていて、日本で悪いことが起きるたびにネット上では中国人がそれを喜ぶ様子が見える。翻って、日本人は人間として天津に祈りを捧げているではないか。われわれはもっと学ばなければ」 「日本の人たちは民度が本当に高い。両国間には大きな遺恨があるのに、それでもわれわれのことを祈ってくれる」 「確かにいいことだし、学ぶに値する。災害の再発を防ごう」 「かつては日本でも爆発が起きていた。一番大事なのは、教訓をくみ取って安全管理を充実させることだ」 「政府が他所の経験を参考にしてくれることを願う」 「先人の失敗から教訓をくみ取っていない! 日本に行って学ばなければいけないようだ」 「抗日ドラマを流す以外に、相手の長所を見たりすることはできないのか?」 「日本が爆発したら、みんな良かったって言うだろう、って言う人がいるけど、自分は日本人の民度は高いってみんな賞賛するんじゃないかと思ってしまう」 「四川にしろ、韓国のMERS騒動にしろ、日本人は災難を喜ぶような発言をせず、祈ってくれた。日本人に対する見方が大きく変わったよ」 「天津に祈りを捧げてくれる日本人に感謝している。ありがとう」