中国の習近平（しゅう・きんぺい）国家主席は１１日午前、バイデン米大統領と電話会談を行い、二国間関係や重大な国際と地域の問題について意見交換した。

習近平氏は次のように強調した。現在、中米関係は正念場を迎えている。中米関係の健全で安定した発展の推進は、両国人民と国際社会の共通の期待だ。中米はいくつかの問題で見解に相違があり、重要なのは相互尊重、平等処遇を踏まえて、建設的な方法で適切に管理して処理することだ。

また次のように述べた。両国の外交部門は二国間関係における広範な問題および重大な国際と地域の問題について意思疎通を深めることができ、両国の経済、金融、法執行、軍隊などの部門でも接触を広げることができる。中米双方はさまざまな対話メカニズムを再構築することで互いの政策意図を正確に理解し、誤解や誤判断を避けるべきだ。台湾や香港、新疆などに関する問題は中国の内政であり、中国の主権と領土保全にかかわるもので、米国は中国の核心的利益を尊重し、慎重な行動を取るべきだ。

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