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中国、コロナワクチンの国際枠組みに正式参加 外交部報道官

2020年 10月 9日17:04 提供:新華網日本語

中国外交部の華春瑩(か・しゅんえい)報道官は9日、中国が8日に途上国へのワクチン普及を目指す国際組織「GAVIワクチンアライアンス」との協定を締結し、新型コロナウイルスのワクチン開発に関する国際的な枠組み「COVAXファシリティー」に正式に参加したことを明らかにした。

華報道官は今回の参加について、中国が人類衛生健康共同体の理念を堅持し、自らの約束を履行してワクチンを世界の公共財にするための重要な措置だと語り、さらに次のようにコメントした。

現在、新型コロナウイルス感染症が依然として世界的に流行し、各国人民の生命の安全と健康を著しく脅かしている。発展途上国が適切で安全かつ有効なワクチンを得る平等な機会を確保することは、中国が一貫して関心を寄せている重要な点である。中国は独自のワクチン開発が完了し使用開始した段階で、世界の公共財として発展途上国に優先的に提供することを真摯に約束している。このため中国は「COVAXファシリティー」と緊密な意思疎通を保ち、参加に対し前向きな態度を取ってきた。中国は複数のワクチン開発で世界のトップレベルにあり、十分な生産能力も備えているが、われわれが「COVAXファシリティー」に参加する目的は、実際の行動でワクチンの公平な分配を促し、発展途上国へのワクチン提供を確保するとともに、能力あるより多くの国が「COVAXファシリティー」に参加し、これを支持するよう促すことである。今回の参加を通じて、中国はさらに関係国とのワクチン協力を強化していく。

中国は引き続き「COVAXファシリティー」参加各国と共に、世界が団結して感染症と闘い、世界各国人民の生命の安全と健康を守るために、中国としての貢献をしていく。

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