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【両会】習近平氏、政協会議出席の経済界委員を訪問

2020年 5月 24日8:34 提供:新華網日本語

習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は23日午前、中国人民政治協商会議(政協)第13期全国委員会第3回会議の合同グループ会議に参加している経済界の委員のもとを訪れ、討議に参加して意見や提案を聞いた。汪洋(おう・よう)中国共産党中央政治局常務委員・政協全国委員会主席が同席し、討論に参加した。(北京=新華社記者/謝環馳)

習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は23日午前、中国人民政治協商会議(政協)第13期全国委員会第3回会議の合同グループ会議に参加している経済界の委員のもとを訪れ、討議に参加して意見や提案を聞いた。

習近平氏は次のように強調した。全面的かつ弁証法的で長期的な視点から、現在の経済情勢を分析することを堅持し、危機の中でチャンスを育み、変化しつつある状況の中で新たな局面を切り開く必要がある。世界最大規模の市場を誇る中国の潜在力と役割を発揮させ、供給側構造改革の戦略的方向性を明確にし、中国の経済が安定を保ちながら長期的に好調に向かう基本的すう勢と、農業の基盤的地位をさらに強化しなければならない。「六つの安定」(雇用、金融、貿易、外資、投資、期待の安定)と「六つの保障」(雇用、基本的民生、市場主体、食糧・エネルギーの安全、産業チェーン・サプライチェーンの安定、末端機関運営の保障)の任務を確実に遂行し、各種の政策決定・指示が実行に移るよう確保し、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的完成と、貧困脱却の堅塁攻略戦に打ち勝つという目標任務を確実に達成し、中国経済が安定の中でさらに進むよう推進しなければならない。

習近平氏は次のように指摘した。中国経済は発展方式の転換や構造の最適化、成長原動力の転換の難関攻略期にあり、経済発展の見通しは良好だが、絡み合った構造性やシステム性、周期性の問題がもたらした困難や課題にも直面している。さらに新型コロナウイルスの打撃も加わり、現在の中国の経済運営は比較的大きな圧力に直面している。だが、中国経済は潜在力が十分で、強じん性があり、調整の余地が大きく、政策手段が多いという基本的特徴は変わっていない。将来に向け、国内需要を満たすことを発展の出発点と立脚点とし、内需システムの整備を加速させ、科学技術や他の各分野のイノベーションを強力に推進しなければならない。また、デジタル経済やスマート製造、生命・健康、新素材などの戦略的新興産業の推進を加速させ、より多くの新たな成長点や成長極を形成しなければならない。生産、分配、流通、消費といった各段階の融合を図り、国内の大循環を主体とし、国内と国際の二重循環が互いに促進し合う新たな発展の枠組みを徐々に形成した上で、新しい情勢下で中国が国際協力と競争に参加する新たな優位性を育成しなければならない。