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習近平主席、ミャンマー大統領と会談

2020年 1月 18日15:04 提供:新華網日本語

17日、握手を交わす習近平主席(左)とウィン・ミン大統領。(ネピドー=新華社記者/饒愛民)

ミャンマーを公式訪問した中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は17日午後、首都ネピドーで同国のウィン・ミン大統領と会談した。

習近平氏は次のように指摘した。今回の訪問を通じて三つのシグナルを発信したい。第一に、中国政府と中国人民は、ミャンマー政府と人民が自国の国情に適した発展の道を歩み、国の発展事業を絶えず推進することを断固支持している。第二に、中国とミャンマーの全面的戦略協力パートナーシップは既に深い基礎を築いており、中国・ミャンマー運命共同体の構築に共に尽力することは、両国の関係発展に新たな原動力と活力をもたらす。第三に、中国はミャンマーと実務協力を積極的に推進し、「一帯一路」構想とミャンマーの発展戦略の結びつきを加速させ、二国間の互恵協力がより多くの成果を収め、両国人民に幸福をもたらしていきたい。

習近平氏はまた次のように強調した。中国は平和的発展を堅持し、永遠に覇を唱えないことを堅持する。中国が行う対外協力は、他人に無理強いするものではなく、他国の内政に干渉するものでもない。勝者と敗者を分けることや一方が独り勝ちすることに反対する。中国はミャンマーと共に「一帯一路」共同建設の枠組みの下で、中国・ミャンマー経済回廊の重点協力プロジェクトの建設を着実に進め、地元の人々により多くの恩恵をもたらしていきたい。

ウィン・ミン氏は次のように表明した。ミャンマーはラカイン州などの問題で中国が示した理解と支持に感謝し、ミャンマー国内の平和プロセスのために中国が果たした建設的な役割を称賛する。ミャンマーは「一つの中国」原則をしっかりと守り、香港とマカオで中国が実施する「一国二制度」の方針を尊重する。台湾が中国の領土の不可分の一部であると一貫して認識している。ミャンマーは習近平主席が提唱する人類運命共同体の構築を支持しており、中国と共にミャンマー・中国運命共同体を積極的に構築していきたい。双方が「一帯一路」の枠組み内でミャンマー・中国経済回廊の共同建設を推進することは、ミャンマーの国家の発展にとって重要な意義を持つ。協力が日増しに深まるにつれ、両国関係がより大きな発展を遂げると信じている。