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新中国の外交を振り返る―中国首脳によるパレ・デ・ナシオンでの初演説

2019年 10月 1日16:11 提供:中国国際放送局

2017年1月18日、習近平国家主席はスイスのジュネーブにあるパレ・デ・ナシオン(国連ジュネーブ本部)で、「人類の運命共同体を共に構築しよう」と題する基調講演を行いました。これは中国の首脳によるパレ・デ・ナシオンでの初めての演説であり、中国の特色ある大国としての外交理論や実践とイノベーション、およびグローバルガバナンスシステムの改革に影響を与える出来事でもありました。

習主席はこの日、パレ・デ・ナシオンで開かれた「人類の運命共同体を共に語り築こう」がテーマのハイレベル会議に出席し、この基調講演を行いました。その中で習主席は、「平和のたいまつを子々孫々に伝え、発展の原動力を絶えず注いで文明の光を輝かせることは、各国人民が期待することであり、我々の世代の政治家が負うべき責任でもある。中国が提案するのは、『人類の運命共同体』を構築し、ウィンウィンと分かち合いを実現することである」と述べました。

その後、2015年の国連設立70周年を記念するサミットで習主席は、人類の運命共同体の構築に関する思想を全面的かつ系統的に説明し、2017年にはパレ・デ・ナシオンで再びこの思想について述べ、国際秩序と国際システムの改革を推進する『中国方案(中国の提案)』を打ち出したのです。

当時、習主席の演説を直接聞いていた、ジュネーブ常駐中国代表団のスタッフである高潔氏は、「習主席の演説は、パレ・デ・ナシオンの歴史上でも空前の喝さいを受けた。演説を通して、20回もの拍手がわき起こった。多くの国の外交官から、演説原稿をもらいたいという問い合わせがあったことを覚えている」と振り返りました。(玉華、謙)